苦丁茶(くうていちゃ)をご存知でしょうか?
モチノキ科の植物の葉で作った中国茶です。
飲んだ直後に残る苦みが「苦丁茶」の由来。
苦みと入れ混じってほのかな甘さも感じる不思議な味です。
日本ではまだまだ馴染みの薄い健康茶で
「苦丁茶」の日本語読みも決まっていません。
「くうていちゃ」以外にも、
「くちょうちゃ」「くていちゃ」「くちんちゃ」
あるいは中国語の発音から
「クディン」「クーディン」
などとも読まれます。
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苦丁茶は健康茶の一種。
中国では後漢時代に既に飲まれていたそうです。
成分は、サポニンやポリフェノールが豊富。
緑茶と比べてサポニンは少ないものの
亜鉛・マンガン・銅・セレンなどミネラルが豊富。
もちろんノンカフェインです。
気になる効能は、多岐に渡ります。
頭痛や眼精疲労。
デトックス効果も期待できることから、
風邪・鼻炎・目の痒み・頭痛・解熱に。
また消化促進・下痢止めなど消化器系に。
咳や痰など呼吸器系に。
また気力の充実や記憶力回復などにも。
最近の研究では、血液循環の促進・血圧低下、
さらにコレステロールを減らす効果も
少しながら確認されたとのこと。
ダイエット効果や
酸化を防ぎ若々しい体を保つ効果も期待できそう!
![](http://kawayura.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/DSC_8985_20180516_kwyr-683x1024.jpg)
苦丁茶の茶葉。
「丁」は捻った茶葉の形を指しています。
熱湯を入れてゆっくり蒸らし、捻れが緩む頃が飲み頃です。
緑茶のように低い温度のお湯を使うと、
捻れがほぐれずお茶の出も悪いので、
よく沸かした熱湯を使います。
効果だの成分だの難しいことは置いておいて、
体質改善に1日1杯気楽に飲んでみては如何でしょう。
ノンカフェインだから夜でもOK。
夏は冷たく冷やして飲むと、スッキリ美味しく飲めます。
最近は日本市場向けに苦みが少ない苦丁茶もあります。
通販でも気軽に手に入ります!