雪のドナウ川

 雪が積もって滑りやすく歩きにくい道を,凍えながら歩いていた。

 ライトアップされた鎖橋を撮りたくて,ドナウ川沿いの道を歩きながら暗くなるのを待っていたのだった。翌日は出国予定でハンガリー通過フォリントを使い切っていて,地下鉄に乗って一度ホテルに帰るという手段もとれない。

 ドナウ川の対岸にはゲッレールトの丘やブダ王宮,マーチャーシュ教会など,この日の午前中に見た場所がよく見えるのがちょっと楽しかった。

雪のブダペストでドナウ川とトラム
雪のブダペストでドナウ川とトラム(2003-02-12)

 川沿いに線路があって,トラムが軽快に走り去る。
 雪が積もる線路でも何の支障もなさげだ。乗ってみたかった。

アニメ覚え書き(2021年10月~12月)

夏目友人帳

 第1期 夏目友人帳 (2008年夏)
 第2期 続 夏目友人帳 (2009年冬)
 第3期 夏目友人帳 参 (2011年夏)
 第4期 夏目友人帳 肆 (2012年冬)
     夏目友人帳 ニャンコ先生とはじめてのおつかい
     夏目友人帳 いつかゆきのひに
 第5期 夏目友人帳 伍 (2016年秋)
     夏目友人帳 伍 特別編1 夜盃(ひとよさかずき)
     夏目友人帳 伍 特別編2 遊戯の宴
 第6期 夏目友人帳 陸 (2017年春)
     夏目友人帳 陸 特別編1 鈴鳴るの切り株
     夏目友人帳 陸 特別編2 夢幻のかけら
     夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者
 Sound Theatre 夏目友人帳~集い音劇の章~
 Sound Theatre 夏目友人帳~集い音劇の章・再び~

 dアニメストアで視聴。全てのシーズンは1クール。
 長い作品だが,短編集のような物語構成なので,時間があるときに少しずつ見ていくような感じで無理なく見ることができた。
 登場人物は妖怪も含めて個性的で覚えやすい。主人公の夏目貴志の物静かで優しい,だが高校生らしい正義感がある性格は好ましく,妖怪や学校の友人達とのやりとりも微笑ましい。
 化け猫風のニャンコ先生は,本来の姿である斑に変身すると格好良くて,斑様になったニャンコ先生を見るのは楽しみだった。
 原作者が熊本県出身ということで,作中の舞台は架空のものらしいがたびたび熊本の知っている風景が出てくるのも楽しみだった。劇場版はdアニメストアでレンタルになっていたので見ていないが,機会があれば見てみたい。


白い砂のアクアトープ

 P.A.WORKSのオリジナルアニメで,2021年7月から2クール。
 アイドルを引退し沖縄へ一人旅に行った風花は,閉館寸前の「がまがま水族館」で働くことになる。前半では,がまがま水族館で館長代理を務める高校生の少女くくると風花,二人の一夏の成長が,後半では社会人になっての成長が描かれる。
 くくるの我が儘で意固地すぎる性格を見るのが,回を追うにつれ辛くなった。だが,くくるの性格を除外しても全体的にイマイチだった。水族館の仕事をなめすぎている印象で,P.A.WORKSのお仕事アニメの中では最も好きになれないアニメだった。
 沖縄の風景は綺麗だった。


ひぐらしのなく頃に 卒

 2021年夏アニメ。
 だんだん単なる殺し合いアニメになって,お社様の祟りも関係なさげで,無理に作って引き延ばしているストーリーって感じで飽きてしまった。


キミとフィットボクシング

 2021年秋アニメ。3分枠くらいの短いアニメ
 Niontendo Switchのエクササイズゲーム『Fit Boxing 2』のキャラクターの日常を描く。Fit Boxingをやっているので見たが,単なるキャラクター紹介アニメなので特にコメントできることもない。まぁ確かにゲームではわからないインストラクターの私生活がわかるので,Fit Boxingをするときにキャラクターに親近感が湧きやすくなるかも。


無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 第2クール

 2021年秋アニメ。第1クールは2021年冬アニメ。
 第2クールは,故郷のフィットア領へ向かう途中,ルーデウスが魔眼を手に入れるところに始まり,ターニングポイント2の後,デッドエンドの3人がバラバラになったところで終わる。
 海を渡るのに苦労したり,獣人の村で過ごしたり,パウロやリーリアと再会したりする。エリスは15歳になり,ルイジェルドに戦士と認められるほど強くなった。続きのアニメ化が楽しみ。

 無職転生は2021年で一番面白かったアニメかも!


やくならマグカップも 第2期

 2021年秋アニメ。第1期は2021年春アニメ。
 1期と同じく,前半アニメパート,後半声優さんたちの多治見観光パート。


ジャヒー様はくじけない!

 2021年7月から2クール。原作は昆布わかめさんの漫画。
 魔界が魔法少女によって滅ぼされ,人間界へやってきた魔界 No.2のジャヒー様が魔界再建のために苦労する話。日常系。
 ジャヒー様は力を失ってほぼ幼女モードで愛らしい。また常識の異なる世界で苦労しているが,魔法少女や変態部下のドゥルジの破綻振りに比べると意外と常識人でだんだん応援したくなってくる。最終的に魔界復興するのか疑問だが,アニメはそれらしく終わった。文句はない。


異世界食堂2

 2021年秋アニメ。1期は2017年夏アニメ。原作は『小説家になろう』のラノベ。
 1期となだらかに続く感じで同じように短編集的構成。毎回美味しそうな食べ物が出てくるため空腹の時に見てはいけないアニメ。如何にもな最終回だった。


はたらく魔王さま!

 2013年春アニメ。2期が決定したので再視聴。
 2回目だったが面白かった。2期が楽しみ。


先輩がうざい後輩の話

 2021年秋アニメ。原作はコミック。
 小学生のように小さいが22歳会社員の双葉と,よく一緒に行動する大柄な武田先輩,同僚で美人の桜井さん,挙動が面白く目つきが悪い風間くん,双葉の中学時代からの友人夏美などが繰り広げる社会人日常系。先輩がウザいのか後輩がウザいのか両方ではって感じだったが,面白かった。特に風間くんが。


真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 2021年秋アニメ。原作は『小説家になろう』のラノベ。
 表題通り,勇者パーティーから追い出されたレッド(実は勇者の兄)が辺境の村で薬屋を始める。いきなり美女冒険者が押しかけてきてイチャイチャするなど興味が持てない場面が多すぎて自然と3話切りしてしまった。


見える子ちゃん

 2021年秋アニメ。原作はコミック(ComicWalker)。
 ある日突然こわい者たちが見えるようになってしまった女子高校生の四谷みこ,みこの親友で天真爛漫でオーラが強く怖い者たちを引き寄せてしまう体質の百合川ハナ,彼女らの隣のクラスで矮小な怖い者だけが見える体質の二暮堂ユリアが主な登場人物。最初は単なる怖い日常系的な位置づけで見ていたが,みこちゃんのお父さんが出てきて以来ストーリーも気になり始め,先が気になるアニメになった。面白かった。


世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

 2021年秋アニメ。原作は『小説家になろう』のラノベ。
 表題通り,世界最高の暗殺者だった男が組織の陰謀で口封じのために抹殺され,「勇者殺害」という使命を得て異世界の暗殺貴族ルーグ・トウアハーデとして転生する。使命を果たすために幼い頃から計画的にスキルを磨き準備をしていく。
 主人公の目的も明確で作品も完結していることから安心して続きを楽しみにできる作品ではあった。


takt op.Destiny

 2021年秋アニメ。DeNAとバンダイナムコアーツによるメディアミックスプロジェクト『takt op.』(タクトオーパス)からのアニメ。ゲームはスマホ版で出ているらしい。
 時は2047年。いきなり現れた人類の敵D2のために音楽が失われた世界が舞台。D2と戦うのはクラシック音楽などの楽曲を宿したムジカートと呼ばれる少女達と,彼女らを指揮するコンダクターのペア。ある日突然コンダクターになってしまったピアノが好きな少年朝雛タクトと同じくムジカート《運命》に生まれ変わった少女コゼット。
 クラシック音楽が主題ということで,朝雛タクトの名はどう考えても朝比奈隆のもじりだし,レナード・フライハートはレナード・バーンスタインだろう。クラシック音楽に通じていればいるほど楽しめる作品だと思うが,クラシック音楽を知らなくても面白い作品だと思う。しかし最後が何かちょっと消化不良に終わってしまい残念だった。


迷家-マヨイガ-

 2016年春アニメ。オリジナルアニメ作品だが,つい今まで人が住んでいたかのような「迷い家」という概念は柳田国男『遠野物語』にも収集されている伝承で,表題を見ただけでもそういう場所が舞台であろうということは想像できる。
 現在の生活に行き詰まって人生をやり直そうとする若者たちが「人生やり直しツアー」と称したツアーに参加し,その伝承の村に移住しようとするが,人が消えたり,変な声が聞こえたり,化け物を見かけたり,次々と不穏なことが起こる。
 追い詰められた人々の行動は? 集団心理の中で自己を保つなら大切なことは?
 単なるホラーとかミステリーではなく,ある程度の答が用意されているし,もし自分だったら何と出会うだろうかという自己への問も含まれている。
 それほど怖いとは思わなかったが,怖いのが苦手な人は見ない方が良いかもしれない。