宮沢賢治を読んで色々調べたり,コミックを読んだり。
『ぱらのま』はようやく最新巻。春アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のせいで無限ループガンダム消費に陥ってしまい,後年のカイさんが当時を振り返る漫画を見付けて思わず買ってしまった。たまたまWebで見付けて読み始めた『おじ転生』は非常に面白い! ストーリーは面白く絵が綺麗,思わず止められない止まらないになってしまった。久しぶりにアルファさんに会いたくなったので,1日1冊寝る前にという感じで『ヨコハマ買い出し紀行』を再読中。
6月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:643
ナイス数:36

群馬・栃木・埼玉の三県境。田圃の中にあって一歩で三県を行き来できるらしい。
裏砂漠風景が表紙にもなっているが,調布飛行場から行く伊豆大島。体重を量って席を決める小さな飛行機だ。伊豆大島には昨年行ったところだが,べっこう寿司を食べに入った店が同じだし,三原山お鉢周りで強風で死にそうになる場面は登場人物たちと現地での私の発言が悉く重なり,この作品が実に臨場感を持って描かれていることがよくわかった。
あとはバスで行く長距離の旅,島作り(古事記&工作)と江ノ島。
読了日:06月03日 著者:kashmir

水の底に棲む蟹の兄弟の物語。水面の上からやって来るものがどのように見えるか,水の中にいるものがどのように見えるかを美しい文体で描き出す。独特な擬態語が楽しい。
随分と考察されている作品のようなので,時間ができたら掘り下げてみたい作品だ。
読了日:06月11日 著者:宮沢 賢治

友人から送られてきたので読んでみた本。「かしら?」などという口語タイトルは,私だったら背筋がむず痒くなって決して手に取らないし読もうとしないと思う。だが,他人の感性で選ばれた本には新たな発見があるはず!と思って読んだ。
生命科学者の中村桂子さんと在宅ホスピス医の内藤いづみさんの対談。学識ある二人が各々の観点から生命や人間,生きることと死ぬことなどについて語り合う。「対談」という形式が苦手なのでイマイチ頭に話が入ってこなかったが,特に中村さんの動物としての人間観には興味を覚えた。人間と蝶に共通する味蕾の話や「生きものの世界に差違はあっても格差と差別はない」という話も興味深い。しかしだからといって複雑怪奇になってしまった人間社会をどう変えればよいというのだろう?と思う。「脱炭素」という言葉への疑問は私も感じていた。
読了日:06月16日 著者:中村 桂子,内藤 いづみ

一語一語にこだわって調べながら,何度も再読中。当時の鉄道や電気のことを知って,少しずつ理解が深まってきた。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

イーハトヴについての説明や,童話集が賢治にとってのどういうものであるかが書かれ,童話集の中の作品について一言ずつコメントされている。作品をより細かく味わいたいならとても参考になると思う。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

これらの物語がどうやって賢治さんの頭の中に登場したか,心象スケッチとはどのようなものであるかがわかる序文。最後の文の「すきとおったほんとうのたべもの」という言葉にとても宮沢賢治を感じる。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

小岩井農場の北にある4つの黒い松の森,狼森(オイノもり),笊森(ざるもり),黒坂森,盗森(ぬすともり)と,そこへやってきた四人の百姓一家の交流の物語。人間と自然が折り合って共に暮らしてきた長い時間の流れを感じた。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

悪役令嬢転生ものにこんな発想があったとは。そして絵が綺麗だし物語のテンポも良く面白い! ついつい読み進んだ。
読了日:06月22日 著者:相葉キョウコ

《クロエ・デマントイドの華麗なる生活》なるゲームがあることを知った黒江。いよいよ前世が絡んでくる。そしてクロエ(黒江)を見守っている天使?の登場。面白さもテンポも変わらず続きも楽しみだ。
読了日:06月22日 著者:相葉キョウコ

一年戦争から約半世紀が過ぎ,ズム・シティに《一年戦争記念館》がオープンすることになった。開館を3日後に控え,インタビューに呼ばれたカイ・シデン。案内係の女性ロゼ・ヤカモトと一緒にWB展会場を巡りながら,当時を振り返る。カイ視点の「あの頃」は興味深い! パイロットのテストやスレッガーとアムロやハヤト,カイのボーイズトーク,ハロのことなど。初代ガンダムをエンドレスで見たくなる。
読了日:06月25日 著者:ことぶき つかさ

記念館の開館を前に,カイもロゼも不穏な空気を感じる。ジオン側では連邦に対しての反感が根強く,地球側は意に介していない。温度差を利用しようとしている者がいる? ミハルのエピソードが出てきたり,ジョブ・ジョンが登場したり,WB展示品の中に懐かしい物を見付けたり。
振り返るだけではなく,結局は現在の社会状況の複雑さが主題になっているガンダムらしい物語だと思った。
読了日:06月27日 著者:ことぶき つかさ

アルファさんに会いたくなって5年ぶりの再読。
おじさんにタカヒロ,ミサゴ,初日の出。夏が来て西瓜に夕立,先生との出会い,初日の出。初瀬野アルファさんに初瀬野さんからのお届け物。
読了日:06月27日 著者:芦奈野 ひとし

5年ぶりの再読。ココネさんが配達してくれたのはオーナーからのカメラ。メッセージなどの伝達方法が独特だ。アルファさんはA7M2型機,ココネさんは汎用型のA7M3型。ミサゴと会いたいタカヒロはカマス飼い?のアヤセと出会う。 花火大会。先生とおじさんの過去とその続編。ちょっと切ない物語。
読了日:06月29日 著者:芦奈野 ひとし

5年ぶりの再読。遊びに来たココネさん。お魚に飾られたアルファさんの部屋,月琴,ムサシノ高井戸でのココネちゃん。風が出会う北の大崩でアヤセと見たターポン。生きている水神さまにミサゴの一日。街灯が灯る時間帯。黄昏の時代の悲しくも穏やかな雰囲気が溢れている。
読了日:06月30日 著者:芦奈野 ひとし

5年ぶりの再読。マッキ登場。学校もなくなった世界なのか,タカヒロはマッキのおじいさんに勉強を教えてもらっている。フナムシのヘロヘロ…。タカヒロとココネさんの初対面,二人で泳ぐ最後の砂浜。
「しゃげしゃげしゃげ」って蝉の声かな? 故郷を感じようとするアルファー室長。アルファさんが作ったお魚のキーホルダーと,ミサゴに乗ってデータをとる若き日の子海石先生。カフェ・アルファのこと。アルファさんにちょっと素直になれないマッキが可愛らしい。
読了日:06月30日 著者:芦奈野 ひとし
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