苦丁茶(一葉茶)

苦丁茶(くうていちゃ)をご存知でしょうか?
モチノキ科の植物の葉で作った中国茶です。
飲んだ直後に残る苦みが「苦丁茶」の由来。
苦みと入れ混じってほのかな甘さも感じる不思議な味です。

日本ではまだまだ馴染みの薄い健康茶で
「苦丁茶」の日本語読みも決まっていません。
「くうていちゃ」以外にも、
「くちょうちゃ」「くていちゃ」「くちんちゃ」

あるいは中国語の発音から
「クディン」「クーディン」
などとも読まれます。

苦丁茶

苦丁茶は健康茶の一種。
中国では後漢時代に既に飲まれていたそうです。

成分は、サポニンやポリフェノールが豊富。

緑茶と比べてサポニンは少ないものの
亜鉛・マンガン・銅・セレンなどミネラルが豊富。
もちろんノンカフェインです。

気になる効能は、多岐に渡ります。

頭痛や眼精疲労。
デトックス効果も期待できることから、
風邪・鼻炎・目の痒み・頭痛・解熱に。
また消化促進・下痢止めなど消化器系に。
咳や痰など呼吸器系に。
また気力の充実や記憶力回復などにも。

最近の研究では、血液循環の促進・血圧低下、
さらにコレステロールを減らす効果も
少しながら確認されたとのこと。
ダイエット効果や
酸化を防ぎ若々しい体を保つ効果も期待できそう!

苦丁茶

苦丁茶の茶葉。
「丁」は捻った茶葉の形を指しています。
熱湯を入れてゆっくり蒸らし、捻れが緩む頃が飲み頃です。
緑茶のように低い温度のお湯を使うと、
捻れがほぐれずお茶の出も悪いので、
よく沸かした熱湯を使います。

効果だの成分だの難しいことは置いておいて、
体質改善に1日1杯気楽に飲んでみては如何でしょう。
ノンカフェインだから夜でもOK。
夏は冷たく冷やして飲むと、スッキリ美味しく飲めます。

最近は日本市場向けに苦みが少ない苦丁茶もあります。
通販でも気軽に手に入ります!


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