冬晴れのスカイツリーと田端駅

 北風が冷たく吹きすさぶ午後だった。

 JR田端駅の周辺を散策していると,田端駅と東京スカイツリーを同方向に見渡せる場所を見つけた。
 田端駅のホーム,西日暮里方面へ向かう山手線と京浜東北線の線路,そしてそれらの線路と平行して走る東北新幹線と山形新幹線の高架の様子がよくわかる。

田端駅とスカイツリー(2023-01-21)
田端駅とスカイツリー(2023-01-21)

 田端駅は武蔵野台地のきわ,崖下に位置する。
 上野駅・鶯谷駅・日暮里駅・西日暮里駅・田端駅と,山手線は武蔵野台地から飛び出た上野台地の縁に沿って,低地側を通っているのだ。

 田端駅の西隣,駒込駅から巣鴨・大塚・池袋,それから品川までの西半円の山手線は,武蔵野台地を貫いて,文字通り「山の手」を走る。
 日暮里駅などもそうだが,台地のきわは概ね眺めが良好なのだ。

エアタグを買ってみた

 航空機に乗るときに預けた荷物がなくなって,エアタグのおかげで見つかったというニュースを読んだ。とんでもないところにあったらしい。エアタグがなかったらお金で保証されて終わるところだったようだ。
 荷物の持ち主としては荷物が帰ってくるのが一番だが,航空会社の方では探すより保証した方がコストがかからないのかもしれない。

 航空機云々はともかくとして,失うと困るものにエアタグを入れておくと安心かもしれないと思った。単純にエアタグというものを見て触ってみたいという好奇心もあったので,買ってみることにした。


エアタグの外観

 4個も要らないのだが4個入り。
 財布とかカード入れとか鞄とか,入れようと思えば幾らでも入れる場所は思い付く。

AirTag (1)
AirTag (1)

 アップルのサイトによれば,サイズは下記の通り。

  • 直径:31.9 mm
  • 厚さ:8.00 mm
  • 重量:11 g

 けっこう分厚くてずっしり重い。財布に入れると膨らみすぎる感じだ。
 エアタグを入れてキーホルダーにするグッズなど売られているのは,このままではちょっと扱いにくいからなのかもしれない。


エアタグの設定

 早速 iPhoneを横に置いて設定を始めてみよう。

 エアタグ表面のフィルムを,矢印の方向に引っ張って剥がすと中の電池が作動し,すぐにiPhoneが反応する。

  1. 「接続」を押す
  2. 名称を設定する。
    デフォルトを使っても良いし,自分で分かりやすく名前をつけても。
  3. そのエアタグ専用の絵文字を選択。
    この絵文字が地図に表示されることになるので,これも自分でわかりやすく。
  4. 以上。あとはiPhoneの「探す」アプリを開けば位置が地図に表示される。
    ここでどういうときに通知音を出すかなど設定できる。

 設定は誘導されるがままにあっけなく終わった。
 これならITに弱い人でも何とかなるだろう。

 バッテリーがなくなったら自分で交換できるのもありがたい設計だ。
 ちなみにバッテリーは汎用的なボタン電池「CR2032」で,簡単に入手できる。