アニメ覚え書き(2023年10月~2024年1月)

 2024年2月12日時点で見終わったアニメ備忘録。


16bitセンセーション

 2023年10月〜。原作は同人漫画。今期「葬送のフリーレン」と共に最も楽しみにしていた。かつて98を使っていた者として,その時代を知る者として,秋葉原を知る者としての各々面白さは勿論外せないが,物語もアニメも登場人物も良かった。アニメ版主人公のコノハはアニメオリジナルキャラクターということなので,原作は全く異なった物語なのだろう。色々疑問点はあるがツッコんじゃいけないのだろう。面白かったので全て良し。


スパイ教室 2nd season

 2023年7月〜9月。原作ライトノベル,富士見ファンタジア文庫。1期よりスパイらしい物語になってきたしまぁまぁ面白く視聴した。


星屑テレパス

 2023年10月〜12月。原作は『まんがタイムきらら』連載中の漫画。原作は1巻だけ読んだ。アニメは一応見ようかと思ったけれど結局見なかった…。


SPY×FAMILY Season 2

 2023年10月〜12月。Season1と比べると面白さは失速した感じが否めなかったし黄昏さんがスパイとして活躍しなさすぎ。だがアーニャが出てくると楽しいことに変わりなかった。ある意味安定の安心感なアニメだった。


婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

 2023年10月〜12月。原作は「小説家になろう」のライトノベル。3話くらいまでは面白く見ていたが,その後急速に失速。後半はつまらなかったけれど,ここで止めるのもなぁと思って見続けていた。主役を杉田智和さんが演じているのにつまらないということは,私が楽しむのは無理な作品ということ。最後は次の展開への示唆で終わっていたが,2期が作られても見ないと思う。


カノジョも彼女 Season 2

 2023年10月〜12月。原作は『週刊少年マガジン』で連載された漫画作品。第1話だけ視聴し,続きが気にならなかったので放置。発想が新しい作品だしSeason1はそれなりに面白かったので続けてみれば面白かったかもしれないが,そもそも高校生の恋愛物語にそれほど興味が持てない。


アイドルマスター ミリオンライブ!

 2023年10月〜12月。第1話だけ視聴した。主人公を好きになれそうになく放置。


アイドルマスター シンデレラガールズ U149

 2023年4月〜6月。ミリオンライブを見る気になれなかったので代わりに見てみたが,これはとても面白かった。アイドルを目指す子供たちの真剣さには心打たれるものがあったし,どの子も可愛くて応援したくなる感じだった。周囲の大人達も物語の添え物ではなくきちんと描かれていることも良かった。


ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜

 2023年10月〜12月。原作は「小説家になろう」連載のライトノベル。異世界版だが魔法などはない世界。処刑されて転生した姫が処刑されない未来のために頑張る物語。孫のミーアベルが登場する前で終了。日記がなくなったところで終了くらいが切りが良いのではと思ったのだが。アニメが面白かったので(すみぺがはまり役だった)原作ラノベは10巻まで読んだ。


鴨乃橋ロンの禁断推理 1st Season

 2023年10月〜12月。原作は『少年ジャンプ+』で連載の漫画作品。探偵としての最高の資質を持ちながら犯人を自殺に追い込む病のため探偵をできない鴨乃橋ロンと,捜査一課で成果を上げられずにいたお人好し刑事の一色都々丸と組んで事件を解決していく推理もの。後半はロン自身の謎に迫っていく感じになっていく。推理にはあまり興味ないが面白く見た。2nd Seasonの制作は決定しているとのことで楽しみだ。


聖女の魔力は万能ですII

 2023年10月〜12月。原作は『少年ジャンプ+』で連載中の漫画。物語は先が読める感じだしセイやホークにもあまり惹かれなかったが,つまらないから切るというほどでもなく何となく惰性っぽく視聴。まぁ収まるところに収まって綺麗に終わった感じだろうか。非の打ち所のないホークがつまらなくて,ヨハンやユーリの方が好きだったから残念!イケメンばかり出てきて乙女ゲーっぽいのが何か萎えた…。


PLUTO

 2023年10月〜Netflix独占配信。全8話。原作は浦沢直樹による漫画。手塚治虫『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」を原作とするリメイク作品。
 1話60分×全8話の長い作品で,内容も濃い。毎回集中して見なければならない大作だった。最高のロボットとされるロボットばかりをターゲットにした連続殺人(破壊工作)を,自らも最高のロボットに数えられる刑事ロボットゲジヒトが追っていく。2023年は生成AIで世の中が変わった年でもあり,人間はいずれこういう問題に対峙することになるであろうと考えさせられる作品だった。難しかったのでもう一度見たいかも。


それでも町は廻っている

 2010年10月〜12月。原作は石黒正数氏による漫画。昔の作品だが夏アニメで同作者の『天国大魔境』を見て思い出し見ることにした。原作は3巻まで読んだ。
 推理小説が好きで破天荒な女子高校生歩鳥がアルバイトをする喫茶店シーサイドを中心とするドタバタコメディ。歩鳥を孫のように可愛がってきた喫茶店オーナーのばあちゃん,歩鳥と一緒にバイトするトシ子(たっつん),歩鳥の幼馴染みで歩鳥を好きな真田君,歩鳥と仲良しの紺先輩,歩鳥やトシ子の同級生春江,歩鳥の担任の数学教師森秋先生などが毎度喫茶店に集まり何かが起こる日常系。不思議と印象が強く心に残る作品だと思う。


盾の勇者の成り上がり Season3

 2023年10月〜12月。一応見たが,物語を既に忘れていて登場人物も多すぎてついていけず,よくわからなかった。次のシーズンはもう見ないかも。


ミギとダリ

 2023年10月〜12月。原作は『ハルタ』にて連載された漫画作品。双子の兄弟ミギとダリが秘鳥(ひとり)という一人の少年を演じて養父母と暮らし,実母を殺した犯人を見つけ出して復習しようとする物語。ミギとダリが引き取られた園山夫妻が住むオリゴン村には何かしら大きな秘密がありそうで薄気味悪いが徐々に謎が解けていく。クリスマスの日の園山夫妻には感動した。更に10年後くらいのミギとダリと瑛二を見てみたい気がする。
 原作の作者佐野菜見さんは今年急逝されたそうで,その直後のアニメ化だとのこと。


豚のレバーは加熱しろ

 2023年10月〜12月。原作は電撃文庫のライトノベル。
 理系オタク大学生だった主人公は生の豚レバーを食べて豚に転生。人の心が読めるジェスという少女と知り合う。人の心を読む種族(イェスマ)という種族には様々な謎があり,掟に従ってジェスは16際で王都を目指す。王都に向かうイェスマにはシャビロンという付き人が同行できるという決まりで主人公は豚であるがシャビロンとして同行することになる。
 数々見てきた異世界転生?ものだが,この作品は新しい設定が多くキャラデザも独特で印象に残ったし面白く視聴した。区切りよく終了したが続きの物語が連想される終わり方だったので2期を期待しよう。


ダークギャザリング

 2023年7月〜12月。原作は漫画。
 その名の通り暗い世界の者(幽霊とか?)を集めるオカルト系アニメ。霊媒体質の主人公(大学生男子)と霊の世界を見ることができる女の子(小学生)。心霊スポットを巡り霊を集めていく。怖そうなのが見たくて見てみたが意外と怖くなかった。ビジュアルから気持ち悪い子だと思っていた夜宵ちゃんは,常に冷静でカッコイイ小学生女子でけっこう好きだった。


銀河英雄伝説(第1期)
銀河英雄伝説(第2期)
銀河英雄伝説(第3期)
銀河英雄伝説(第4期)

 第1期 1988年12月 – 1989年6月。(全26話)
 第2期 1991年6月 – 1992年2月。(全28話)
 第3期 1994年7月 – 1995年2月。(全32話)
 第4期 1996年9月 – 1997年3月。(全24話)

 2018年から新たに『銀河英雄伝説 Die Neue These』が作られ次々と新作が放映されている最中だが,あえて古いOVA版を見てみた。タイトルもセリフも忠実に原作準拠で大変な力作であると思う。
 原作もアニメ製作も今となっては昔の作品となり,特にテクノロジー系で陳腐になってしまった表現が多い。例えば人類が恒星間を移動できるテクノロジーを持っているのにフロッピーディスクを使っていたりなど。宇宙の表現も科学的ではないし,事件の背景も現代の危機管理意識を持って見るとそもそも起こりえないと思ったりする。原作自体が古めかしく「それないわー」というエピソードが多かった。だがキャラデザや声優の演技など,息の長い人気作品に相応しい安心感があったと思う。
 ラインハルトとヤンという類い希なる二人の英雄の時代を描いた作品ということもあって,英雄が一人消え,もう一人も消えて物語が終わる。おかげで尻すぼみになってしまうのはどうしようもないことだが,長い物語の最後がそうなってしまうのはちょっと残念に思えた。ヤンがいなくなった世界を描く第4期は物語全体に無理感があり,正直言ってつまらなかった。


全般ランキング

アニメ覚え書き(2023年7月~2023年9月)

 2023年11月8日時点で見終わったアニメ備忘録。


NieR:Automata Ver1.1a

 2023年1月〜。原作はゲーム。コロナの影響で度々中断。全話配信されたのを確認して10月になって視聴した。
 原作のゲームも小説も知っている上での視聴だったが,アニメオリジナル内容が多かった。何故ここでオリジナルが必要?と思うようなこともあったが,別にそれはそれでアニメとしては問題ないし,映像と音楽は原作のイメージを壊さない素晴らしいクオリティだったと思う。2期も決まっており続きが楽しみだ。


贄姫と獣の王

 2023年4月〜。原作は『花とゆめ』連載の少女漫画。2クール作品。
 生け贄として獣の国に差し出された少女と獣の王の物語。数々の苦難を乗り越え少女が后として迎えられるまでを描く童話や少女漫画にありがちなストーリーだが,面白かった。


交響詩篇エウレカセブン

 2005年4月〜2006年4月。全50話の超大作アニメ。地球にやってきたスカブ・コーラルと呼ばれる生物だか物質だか分からない者(物)と人間との対話の物語。対話することがとても難しい者たちが交流し共に過ごすにはどういった方法があるのか。そういう物語だったように思う。一度見たくらいでは分からないほど難しかったが,50話はとても見応えがあった。登場人物達が丁寧に描かれており魅力的だった。

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

 2009年4月25日公開・115分。TVアニメ終了後の劇場版だが,TV版とは異なる世界観の異なる物語だった。時代が違うし,同じ登場人物が出てくるが立場や年齢も異なっている。何故この人物設定を使ってエウレカセブンという名前なのか分からなかったが面白くはあった。


呪術廻戦 第2期

 2023年7月〜。1期から時間も空いていたし,初っぱなが虎杖たちではなく,五条たちの世代の若い頃だったりして良く解らなかったが何とか最後まで視聴。良く解らなかったけれど,続きが放映されたら適当に見ると思う。


好きな子がめがねを忘れた

 2023年7月〜。原作は『月刊ガンガンJOKER』にて連載中の漫画。
 原作が好きなので視聴したが,アニメは小村くんがキモすぎたのでは。映像はすごく美しく作られていたが良く解らない角度の凝り過ぎ場面が多かった。ちょっと退屈だったけれど,綺麗だったので文句を言うほどでもなく最後まで視聴した。


無職転生 第2期第1クール

 2023年7月〜9月。第2期第2クールは2024年4月からに決まっているらしい。
 ヒロインでいうならシルフィのターン。エリスに捨てられた(と思い込んだ)失意のルーデウスがラノア魔法大学でシルフィと再会し結ばれるまで。後々重要な存在であるザノバやナナホシと再会し,クリフと知り合う。
 原作読了済みでストーリーを知っているというのに毎回とても楽しみに視聴した出来の良さは流石。第2クールも楽しみだ。


AIの遺伝子

 2023年7月〜。原作は『少年チャンピオン』(秋田書店)連載の山田胡瓜氏によるSF漫画作品。大まかなストーリーには惹かれるものがあったが,一つ一つのエピソードに予想が付く感じのチープさを感じてイマイチで,印象に残っていない。


アンデッドガール・マーダーファルス

 2023年7月〜。原作は講談社タイガ刊行の青崎有吾氏の小説。
 化物が住む異世界の19世紀辺りの欧州を舞台にした探偵もの。物語が中途半端に終わったのが残念。面白かったので続きがあれば視聴する。


大奥

 2023年6月〜Netflix。原作はよしながふみ氏による時代物少女漫画。男性だけが罹患する疫病のため圧倒的に女性が多く男性が希少になった江戸時代の大奥の物語。まずまず面白かったのだが中途半端に終わってしまった。


わたしの幸せな結婚

 2023年7月〜。異能を持つ者達が特別の立場にいる異世界の大正時代?くらいが舞台。特別な異能を持つが特別故に,実家で異能を理解されず使用人以下の扱いをされてきた少女,斎森美世が,婚約者の久堂清霞に出会い幸せに向かって努力していく物語。異能の裏にある世界の仕組みや異能を持つ家同士の駆け引きなど世界の謎も多く,それらをひっくるめて面白そうだったし,アニメ時代も美しく作られていて面白かった。だが1クール12話で終わって大変残念。1クール縛りで作品を台無しにするのそろそろ止めてほしい。


ホリミヤ2

 2023年7月〜。2021年の第1期は面白く視聴したので今回も視聴した。
 1期の時にはあまり感じていなかったが,堀さんが我が儘で凶暴でマジウザい。堀さんがあまり出てこない回だけが良かった。特に生徒会の仙石くん・レミ・桜の3人がとても良い感じで,できればこの3人のアニメを見たいと思ったのだった。宮村くん,堀さんとはさっさと別れた方がいいと思うよ?


うちの会社の小さい先輩の話

 2023年7月〜。原作は配信サイトで連載中の漫画作品。
 表題でだいたい想像がつくが,まったくもって少しも裏切られない想像通りだった。会社の小さくて可愛らしい(そして巨乳)先輩女性と後輩の男性がほのぼのと仲良しな日常系。小さい先輩って何故か胸が大きい人が多い気がする。小さくても胸が大きいことでお姉さん感を出している?(どうでもいい考察)


THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

 2014年1月25日公開。2011年に放映されたTVアニメ『THE IDOLM@STER』の続編という位置づけの劇場版。アイドルとして活躍する765プロのメンバーが,アリーナで全員そろったライブをすることになる。バックダンサーにアイドルスクールから7人が参加。リーダーに指名された春香は新人をフォローしながらライブを成功させる。ライブが終わるとプロデューサーも次のステップに旅立つ。
 2023年10月開始のTVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』がこのバックダンサーの子の物語と知って視聴したが,そんなことはどうでもよく,初代のIM@Sメンバーの素晴らしさに感動したのだった。


SYNDUALITY Noir

 2023年7月〜9月。バンダイナムコグループによるメディアミックス作品。前半はけっこう面白かったが,後半失速し急速につまらなくなった。第2期は気が向いたら視聴しよう。


夢見る男子は現実主義者

 2023年7月〜9月。原作は「小説家になろう」のWeb小説(おけまる著)。
 何故突然現実主義者になったのかイマイチわからなかったが面白かった。その設定もそのエピソードも無理があるよねと思うことが多いのに,キャラクターがみな活き活きとしていて好感が持てたこともあって気にならなかった。


天国大魔境

 2023年4月〜6月。原作は石黒正数氏による漫画作品で『月刊アフタヌーン』にて連載中。
 未曾有の大災害で文明が破壊され後退した世界を旅する少年マルと少女キルコ。その世界とは壁で切り離された天国に住む不思議な能力を持つ子供達,トキオやミミヒメ,コナやシロなどなど。
 二つの世界がどう繋がっていくのか興味をそそられ毎回楽しみに視聴した。大変面白い作品だった。これで終わってもらっては困るんですけど!?


アイドルマスター シンデレラガールズ U149

 2023年4月〜6月。島村卯月らと同じ芸能プロダクションの第3芸能課に所属する小学生アイドル9人の物語。
 「U149」は身長が149cm以下という意味。一人一人のお当番回を通してしっかりしたプロ意識を持って真剣にアイドル活動に取り組む彼女たちの様子が描かれ,非常に引き込まれる良いアニメだった。


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