歩く人も少ない暑い夏の日。
だが緑は美しく,通りに面した学校のフェンス横に色とりどりの花が咲いていた。
何の花? ペチュニアかな?
分からないけれど,楽しい気持ちになった。

街路樹から蝉の声が響く。
歩いている方々も暑そうだ。

中山道から一筋入った住宅地の路地。
人気も無いのではと思ったが,そうでもなかった。


ささやかな今日を。
バスでロンドンを出発して以来ずっと土砂降りだったコッツウォルズ観光だったが,最後のバイブリーに着いてようやく雨が上がった。
確かに観光向きではない天気だったけれど,雨上がりの緑は柔らかく瑞々しい。
晴れには晴れの良さがあるように,雨には雨の良さがあるのだ。
濡れた緑はコッツウォルズ独特の蜂蜜色の家屋によく似合っていた。
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過去の旅行を写真で旅する いつかの遠い街 シリーズ。
気合い入れて撮った写真。
歩きながら適当にシャッターを切った写真。
何だか忘れてしまった写真。
色々ある中からたまたま目に留まった1枚をピックアップ!
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