2019年の二十四節気

季節の話題でよく聞く二十四節気。
そう、立春とか立秋とか,大暑とか大雪とか、
そういう名称です。

これらは二十四節気と言って、
黄道上のどこに太陽が到達したか
=黄経(こうけい)の値で決められた名前です。

黄道(こうどう)というのは
天球上の太陽の通り道のことですね。

で、二十四節気の決め方です。

まず1年を二十四に分け、
春分の時に太陽がある位置を0°と決めます。

そして、春分を始まりとし、
太陽が黄道を1/24進むごとに
黄経は15°値を増やします。

黄経が15°増えると
二十四節気は一つ先へ進みます。

1年経つと太陽は360°巡って
出発の位置=春分点=黄経360°=0°に帰ってきます。

まぁそんな難しい話は置いておいて、
二十四節気の日付だけでも押さえておけば
巡る季節の話題に敏感になれますよね。

二十四節気は毎年同じ季節にやってきますが
年によって1日ほどずれたりします。
毎年、その年の暦を確認しておきましょう。

2019年の二十四節気は下記の通りです。

  • 小寒:1月6日 (黄経285°)
  • 大寒:1月20日 (黄経300°)
  • 立春:2月4日 (黄経315°)
  • 雨水:2月19日 (黄経330°)
  • 啓蟄:3月6日 (黄経345°)
  • 春分:3月21日 (黄経0°)
  • 清明:4月5日 (黄経15°)
  • 穀雨:4月20日 (黄経30°)
  • 立夏:5月6日 (黄経45°)
  • 小満:5月21日 (黄経60°)
  • 芒種:6月6日 (黄経75°)
  • 夏至:6月22日 (黄経90°)
  • 小暑:7月7日 (黄経105°)
  • 大暑:7月23日 (黄経120°)
  • 立秋:8月8日 (黄経135°)
  • 処暑:8月23日 (黄経150°)
  • 白露:9月8日 (黄経165°)
  • 秋分:9月23日 (黄経180°)
  • 寒露:10月8日 (黄経195°)
  • 霜降:10月24日 (黄経210°)
  • 立冬:11月8日 (黄経225°)
  • 小雪:11月22日 (黄経240°)
  • 大雪:12月7日 (黄経255°)
  • 冬至:12月22日 (黄経270°)


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あなたの街の納豆は?

「所変われば品変わる」と言いますね。
生鮮食料品はまさにそう。

異なる地域のスーパーを覗くと、
置いてある牛乳パックの種類が違いますよね。
牛乳パックは存在感があるので、
それだけで違う土地へ来た気分が味わえます。

他には、そう、ヨーグルトや豆腐も異なります。
気をつけてみると、野菜の産地や銘柄なんかも違います。
たとえば苺、関東ならとちおとめをよく見かけます。
けれど九州では圧倒的にあまおう。
スーパーの食品棚は土地感に溢れています。



そんな中でも意外と地域性が豊かで楽しいのが納豆のパック。

納豆は東日本でよく食され、関西ではあまり好まれません。
また甘い味の醤油を好む九州ではタレの種類が異なります。
地域によって納豆に使われる大豆の品種も異なります。

下は、熊本県のお城納豆(株式会社丸美屋)。
地元のトレードマーク熊本城が、名前にもラベルにも使われて、
地元に根付いた納豆らしさを醸し出しています。

お城納豆(熊本県)
お城納豆(熊本県)

熊本県のつゆだく納豆(マルキン食品株式会社)。

つゆだく納豆(熊本県)
つゆだく納豆(熊本県)

こちらは大分県の国産納豆九州(原田製油有限会社/二豊フーズ株式会社)。
九州産大豆を用い,かつお風味の出汁がついています。
九州の納豆には珍しく,からしもついています。

国産納豆九州(大分県)
国産納豆九州(大分県)

同じく大分県くろめ納豆(原田製油有限会社/二豊フーズ株式会社)。
豊後水道産の海藻「くろめ」を使用した納豆です。
パッケージでは大分県の温泉マークをアピールしています。

くろめ納豆(大分県)
くろめ納豆(大分県)

次は宮崎県の納豆(竹之下フーズ)。
高千穂の山のマークが描かれています。

納豆(宮崎県)
納豆(宮崎県)

こちらは鹿児島県の手造り納豆福ユタカ(しか屋)。

手造り納豆福ユタカ(鹿児島県)
手造り納豆福ユタカ(鹿児島県)

福岡県の福岡自慢(株式会社芳野商店)。
福岡県産のフクユタカを用いた糸引きひかえめの納豆です。
身土不二とは「地域の風土と共に人間の存在はある」という意味で、
地域のものを食べるのが身体に良いとパッケージに記されています。

福岡自慢(福岡県)
福岡自慢(福岡県)

いきなり北へ飛びますが、山形県のうど川原酒田納豆。
酒田港と灯台と鳥海山、山形県をイメージした掛け紙が粋です。

うど川原酒田納豆(山形県)
うど川原酒田納豆(山形県)

東北地方、
特に山形県から宮城県にかけては地元の納豆が豊富と聞きます。
きっとたくさんの素敵なパッケージが見られることでしょう。
あなたの住む街の納豆はどんなパッケージでしょうか。


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