本の記録(2025)


 アメリカの歴史のポッドキャストを聞いたので『風と共に去りぬ』を40年ぶりくらいに読み返そうと思い立った。この合間の気分転換にコミックも読み進めた。

 読書メーターに2025年の振り返りが出ていたが,2025年12月のまとめが出ていない。12月単独を出してほしいな。


2025年の読書メーター
読んだ本の数:137
読んだページ数:14653
ナイス数:379

野鳥のきもちがわかる本 (TJMOOK)野鳥のきもちがわかる本 (TJMOOK)感想
 身近な野鳥のことが,分かりやすくかつ心に残りやすく書かれていて参考になった。鳴き声のQRコードと図鑑もついているのでフィールドに持ち歩くにも良い本。
読了日:12月31日 著者:

世話やきキツネの仙狐さん(5) (角川コミックス・エース)世話やきキツネの仙狐さん(5) (角川コミックス・エース)感想
 中野の大学時代の友人,八王子が訪ねてくる。仙狐さん一人で母兼妻として対応。少し甘え上手になった中野。稲荷少女ヨーコのステッキ。黒いモヤと骨折,そして温泉。温泉を守り続ける大妖狐お銀さん。
読了日:12月26日 著者:リムコロ

風と共に去りぬ: スカーレットの故郷、アメリカ南部をめぐる (求龍堂グラフィックス)風と共に去りぬ: スカーレットの故郷、アメリカ南部をめぐる (求龍堂グラフィックス)感想
 『風と共に去りぬ』の背景について知るための本。発売当初に購入し何度か呼んだが,今回『風と共に去りぬ』を再読するに当たって読み直した。アメリカ南部の風景や南北戦争前後の南部の文化,著者マーガレット・ミッチェルの人生,主な舞台となったアトランタ,チャールストン,サヴァナ,ニューオリンズの今昔,実際のプランテーション・ホームの写真などなど。映画製作の裏話や,出版社の依頼でアレクサンドラ・リプリーが書いた続編『スカーレット』についても触れられている。一読しておくと本編を読み進む理解の助けになると思う。
読了日:12月25日 著者:越智 道雄

世話やきキツネの仙狐さん(4) (角川コミックス・エース)世話やきキツネの仙狐さん(4) (角川コミックス・エース)感想
 初読は2019年08月12日。最終巻まで読了しようと読み直し。体調を崩し甘やかされる中野。「妻兼母」は困るな。仙狐さん現代の電車初体験。バースデイ・パーティー。当然ながらシロが人間でないことに気づいている高円寺。お正月の仙狐さんのお節と映画三昧。神使の狐の総本山にて神使の修行にやってきた鈴と出会った仙狐。仙狐さんは野狐出身らしい。えくすとらのパーティー帰りの高円寺さんが美女であった。
読了日:12月25日 著者:リムコロ

世話やきキツネの仙狐さん(3) (角川コミックス・エース)世話やきキツネの仙狐さん(3) (角川コミックス・エース)感想
 初読は2019年08月12日。最終巻まで読了しようと読み直し。梅雨の日の仙狐さん,晩酌の夜,ヘアカット,シロちゃんの連れられて夏の海,謎の海の家,仙狐さんとグラタン,仙狐さんの上司の夜空さん,体調が悪い日の夢,大正ロマン狐メイド。
読了日:12月23日 著者:リムコロ

世話やきキツネの仙狐さん(2)【Amazon限定版】 (角川コミックス・エース)世話やきキツネの仙狐さん(2)【Amazon限定版】 (角川コミックス・エース)感想
 初読は2019年08月11日。最終巻まで読了しようと読み直し。仙狐さんの同僚シロさん登場。撫でると幸せになれる神使さんで,仙狐を心配しているようだ。近道を作る才能が。お風呂やもみもみ,雪遊びに誰にも見えないスペースでのお花見。仙狐さんが作るおはぎが素晴らしく美味しいらしい。
読了日:12月23日 著者:リムコロ

世話やきキツネの仙狐さん(1) (角川コミックス・エース)世話やきキツネの仙狐さん(1) (角川コミックス・エース)感想
 初読は2019年08月11日。最終巻まで読了しようと読み直し。心の闇が人の世を滅ぼさぬよう,心労をなくし甘やかすために800歳になる神使の仙狐さんは縁がある中野のところへやって来た。隣の高円寺さんにも納得してもらい,中野の生活に溶け込んでいく仙狐さん。でも機械は苦手だ。次巻では仙狐さんの同僚?シロさんが登場するようだ。
読了日:12月21日 著者:リムコロ

風と共に去りぬ(一)風と共に去りぬ(一)感想
 8回目だが,前回の通読は1992年12月。30年以上の時を経て再読しようと思ったのは,「COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ」でリンカン編を聞いたから。30年前よりは人生経験もアメリカという国の解像度も上がったはずだから面白く読めるのではないかと。昔はスカーレットの気持ちや考えを中心に読んでいたが,今回は合わせて細かい風景や社会の描写に注意を払いながら読めたと思う。この大作を一気に読み通させてしまう大久保さんと竹内さんの訳は名訳だとも思った。
読了日:12月20日 著者:マーガレット・ミッチェル

ふしぎの国のバード 12巻 (HARTA COMIX)ふしぎの国のバード 12巻 (HARTA COMIX)感想
旅の終着点である平取集落へやってきたバードと伊藤。話は通っていて,日本語が話せる酋長の甥シノンテが対応。酋長の妻ノモと酋長の母イヌリカ,長老たちと挨拶。漆塗りの器で出された食べ物は伊藤も美味しく食べる。酋長ペンリウクの息子ピピチャリは西洋の風習を知っており変わった雰囲気を持っている。彼は東京の学校で学んだ経験があった。伊藤に興味を示すピピチャリだが,伊藤はアイヌへの偏見を捨てられない。イヌリカは西洋人を信用しておらず,バードは記録を取るのも苦労する。バードと伊藤は家を建てる現場で一緒に働く。
読了日:12月20日 著者:佐々 大河

ふしぎの国のバード 13巻 (HARTA COMIX)ふしぎの国のバード 13巻 (HARTA COMIX)感想
 熊を神国へ送る儀式イオマンテの小熊。悪化するイヌリカの病状を何とかしようと伊藤とピピチャリは馬を走らせる。函館のヘボン先生,マリーズ氏,お由,アイヌの車屋さんなど旅の道程で出会った人々の助力で薬が届けられる。バードの旅もいよいよ終わりに近づき,最後にとうとうアイヌ文化の中核をなす祭典を見る願いが叶いそうだ。
読了日:12月19日 著者:佐々 大河

ふしぎの国のバード 11巻 (HARTA COMIX)ふしぎの国のバード 11巻 (HARTA COMIX)感想
 続きを読むために再読。森の中で見かけたり,港町で働く人の話を聞いたり,少しずつアイヌとの距離が近くなっていく。異人仲買の英語を話す女性お由。幌別のアイヌ集落ではアイヌの車屋に出会い,和人のアイヌ差別を目の当たりに。シーボルトと再会し,平取の酋長ペンリウクと面識を得る。
読了日:12月19日 著者:佐々 大河

アルテ 21巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)アルテ 21巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)感想
 もう少し詳しくフィレンツェから先のアルテとレオさんの物語を読みたかったなと思ったけれど,納得して読み終われるラストではあった。まだ番外編が続くそうで,次巻は2026年夏頃の発売になるとのことだ。
読了日:12月16日 著者:大久保圭

月刊少女野崎くん 17巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん 17巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)感想
 『「恋しよっ♡』の新キャラ「堀様」が登場したり,他校で恋愛成就の女神ということになったらしい結月のために若が頑張ったり,少女漫画にすぐ飽きてしまう鹿島君の悩みに堀先輩が翻弄されたり。まぁいつもの安定の面白さ。
読了日:12月15日 著者:椿いづみ

プラム・クリークの土手で 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)プラム・クリークの土手で 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)感想
     内容がかなり省略されており,私のお気に入りエピソードもカットされていて残念。恩地三保子訳の「イナゴ」に慣れていたので「バッタ」と訳されているのに馴染めなかった。言葉の響きが気に入ってローラが「バッタびより,バッタびより」と歌った部分,恩地訳では「イナゴ陽気」に「グラスホッパー・ウェザー」と読み仮名が振られていたため,小学生の私にもローラが気に入った響きが理解できたものだ。暖かい気候の話なので,「天気」より「陽気」がピッタリでは…。でも開拓時代のアメリカの暮らしを知るのが目的ならこれで十分なのかもしれない。
読了日:12月04日 著者:ローラ・インガルス・ワイルダー,中村 凪子,椎名 優

大草原の小さな家 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)大草原の小さな家 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)感想
恩地三保子訳を繰り返し読んできたので違いが興味深い。九枚はぎのキルトはパッチワーク,サン・ボンネットは日除けボンネット。漫画に寄せたイラストが現代日本風だ。「Vの字に隊伍をくんだガンが」は,恩地訳の「飛びたった野ガモがVの字になって」の方がすっきり分かりやすいと思う。しかも鳴き声が恩地訳では日本語で「クワッ!」だが,こちらは英語のまま「ホンク!」。日本人には「ホンク」と聞こえないので違和感だった。ペットとパティも単に「馬」となっていた。後書きの人種差別についての解説は今の時代ならではだ。
読了日:11月23日 著者:ローラ・インガルス・ワイルダー,中村 凪子,椎名 優

トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)感想
 凄くガンダムなリアルな絵柄で凄くありそうでなさそうでやぱりあったかも???みたいな,ガンダムをよく知っている人にのみ通じるギャグ漫画。色々と酷い(褒め言葉)。寝る前に毎晩少しずつ読んで和んだ。
読了日:11月14日 著者:トニー たけざき,富野 由悠季

天文学者が解説する 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅 (光文社新書)天文学者が解説する 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅 (光文社新書)感想
 放送大学の『宮沢賢治と宇宙』を受講した流れで読んでみた。講義と重なる部分もあるが,本書では『銀河鉄道の夜』という作品に絞り込んで丁寧に一章一章の内容を精査し現代の天文学の知見と照らし合わせて,天文学の視点で読み込まれている。こじつけのように感じる部分もあったが,天文学的にこんな風に考えることもできるのだという解説は新鮮だった。多くの謎めいた記述は雰囲気で読み飛ばしていたが,『銀河鉄道の夜』の考察の余地の偉大さも改めて感じた。
読了日:11月12日 著者:谷口 義明

CITY(3) (モーニングコミックス)CITY(3) (モーニングコミックス)感想
 わこはにーくらの押し入れに住み着いているし南雲はにーくらのパジャマを着ている。にーくらのロケットペンダント事件,安達太良の朝,宝の地図,いい人,えっちゃんとまつりちゃん。洋食マカベのマスコット,などなど。まだまだアニメの途中だというのに終わってしまった。3巻までしか持ってなくて残念。
読了日:11月09日 著者:あらゐけいいち

CITY(2) (モーニングコミックス)CITY(2) (モーニングコミックス)感想
 登場人物が増える。泉わこ&りこ,まつりとえっちゃん,光岳先輩。南雲に憧れたにーくらの高校時代。CITY南高校サッカー部の皆さん。とても全員覚えられない。まかべ父が食堂へ通う話,落胆くん最終回,にーくら&わこの出会い等々。アニメと同じく「あれっ終わっちゃった!?」と思ったので多分面白かったのだろう…。
読了日:11月02日 著者:あらゐけいいち

CITY(1) (モーニングコミックス)CITY(1) (モーニングコミックス)感想
 アニメを見て,意味が分からないのにそこはかとした面白さを感じあっけにとられたので再読してみた。たぶん一度目より面白く読んだ。一度目は一度読めばもういいかと思ったけれど,今回は続きも読もうかと思う。不思議な作品だ。転落しそうな面白さの境界にあって,でも絶対的に面白いという作者に天才的なものを感じた。
読了日:10月29日 著者:あらゐけいいち

大きな森の小さな家 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)大きな森の小さな家 小さな家シリーズ (角川つばさ文庫)感想
 昔から何度も何度も読み慣れた恩地三保子さん翻訳の福音館書店版は敬体(です・ます体)で書かれていたが,こちらは常体(だ・である体)で書かれていて,絵柄もガース・ウィリアムズさんの美術的絵画ではなくアニメ寄り。現代の子供達にはきっとこちらが馴染みやすいのだろうと思ったが,私は昔の本の方が好きだと思った。  道具の名前や動植物の名称が異なる箇所が幾つもあった気がするので比べてみると面白そうだ。
読了日:10月17日 著者:ローラ・インガルス・ワイルダー,中村 凪子,椎名 優

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣感想
 基本的に普段の生活で感じ続けていることを言語化した内容だった。本書に出て来る質問も,幾つか分からなかったが大半は正解できた。中には本書によって有名になったから知っていた質問もあったかもしれない。この本に書かれているような思考を多くの人ができるようになったら世界はもう少し楽な方向に変わっていくのではないかという気がする。
読了日:10月11日 著者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド

塩 地球からの贈り物塩 地球からの贈り物感想
 東アフリカ大地溝帯,ナトロン湖,死海,デスバレーなどの塩を抱く壮大な風景写真。タウデニ岩塩鉱山,シパキラ岩塩教会,ウユニ塩湖,レトバ湖などの塩。古代ローマのマルサーラ塩田,インカの塩の棚田,バリ島の椰子の幹で作る塩など。そして火や電気を使う日本の塩作り。世界の風景を巡りながら塩と人間の関わりを学べる美しい写真図鑑。巻末の数ページでは地球で塩が作られていった過程などが地球科学的に解説され塩についての見識が深まる1冊になっていた。
読了日:10月06日 著者:片平 孝

マルタの鷹マルタの鷹感想
 ハードボイルドの金字塔,「史上最高のミステリー小説100冊」ではシャーロック・ホームズシリーズに続いて総合2位。非常に有名な作品らしいということで読んでみた。ミステリーはほとんど読んだことがないが,読んでみると面白いと思う。二つの,後半では三つの殺人事件の犯人特定と,依頼者たちが追い求めている鷹の彫像の謎が解き明かすべき謎となっている。兎に角登場人物が多く物語の理解を妨げてはいたが,それでも続きと結末が気になって最後まで読み通した。もう一度くらい読まないと良く解らないのかもしれない。
読了日:09月25日 著者:ダシール・ハメット

テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)感想
 著者ヤニス・バルファキスはギリシャの政治家・経済学者。2008年の金融危機のあと資本主義社会は崩壊し,現在は人の心と市場を奪い取るクラウドベースの資本に牛耳られるテクノ封建制の時代の入ったという。金融危機で中央銀行が無尽蔵に提供した資金でクラウド領主が誕生,そこで人間はもはや自己の分身さえ所有していない。労働者は就業時間中はクラウド・プロレタリアート,他の時間はクラウド農奴になっている。正直言って経済用語にテクノロジー用語,政治用語,加えてギリシャ神話の概念までも持ち込まれていて難しかった!
読了日:09月14日 著者:ヤニス・バルファキス,斎藤幸平

遠野ものがたり遠野ものがたり感想
 大人も楽しめて記憶に残る絵本をというコンセプトで柳田国男『遠野物語』から厳選した7つの物語に,日本画専門の森田幸子画伯が挿絵をつけている。挿絵がとても素晴らしく,現代人には馴染みがない風景を思い浮かべる助けになる。『遠野物語』の世界への導入として良い本だと思う。掲載されている物語は,三人の女神・オシラサマ・ザシキワラシ・オクナイサマ・マヨイガ・大津波・サムトの婆。
読了日:09月13日 著者:宗任 雅子

おつきさまのおさんぽおつきさまのおさんぽ感想
 クレーンにひっかかって地球に下りてきたお月様。街を散歩し,遊園地で遊んで,車たちとお話し,海の上を大行進。海の底の鯨の背中でお魚たちと遊んでお空へ帰る。絵は可愛らしく,小さなところまで描き込まれているのでじっくり見れば見るほどなお楽しい。
最後のページに物語の中のできごと探しがあり,Webで答合わせができるようになっているのが最近風だった。
読了日:09月12日 著者:カワチ・レン

その着せ替え人形は恋をする 15巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 15巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 前巻後半で付き合うことになった若菜と海夢のその後。クラスメイトたちは「何を今更?」的な反応。新菜もすっかり海夢の仲間たちに溶け込んでいる。3月生まれの海夢(5日)と新菜(21日)の桜の下での合同誕生日会。名前で呼び合うのはまだ難しい。春になって心寿ちゃんの初コスプレ,ハニエルの姫は結局誰だったか分からず仕舞い。夏が来て2回目の海。時が過ぎて新菜は頭師として大成しテレビ出演。海夢はモデルとして活躍しながら家事も!後書きに書かれているように徹底的に「嫌な事が起こらない話」だった。
読了日:08月22日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 14巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 14巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2024年12月に読了済。最終巻を読むために再読。
 原作者を含め絶賛し,業界大手がハニエルコスのレイヤーを探している。雛人形業界は繁忙期に入り,新菜は土日の作業ができなくなる。雛人形展で従姉妹と昔近所に住んでいた,新菜のトラウマを作ったのんちゃんに出会う。考え込む新菜は偶然会った宇佐見さんと話をし,のんちゃんとも仲直り,海夢にも嫉妬を謝り告白して帰ろうとする。海夢の喜び方が彼女らしすぎ。海夢は自分の好きなコスの世界を自覚する。
読了日:08月22日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 13巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 13巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2024年6月及び12月に読了しているが,最終巻を読むために再読。年末年始の物語。冬コミのハニエルであっという間に取り囲まれ大反響を呼ぶ海夢のコスプレ。お仕事業界からも注目され,涼香たちに助けられて色々な場面を乗り切る。注目される海夢に嫉妬する新菜,意外と醒めている海夢。友達に服を作ってもらったと聞いて飛び上がって謝りに行く海夢の父。海夢のお父さんかわいい。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2024年6月に読了済。最終巻を読むために再読。ハニエルコス製作で頭がいっぱいな新菜とクリスマスに夢見る海夢。ハニエルの布選びは難航。海夢はクリスマス勝負下着を買う。下着ショップの店員さんの勝負下着論がすごい。海夢はダウンを着た新菜に惚れ惚れ…。新菜は慣れない服装に緊張し,途中で出会った村上君にラーメンをおごられる。クラスメイトがよく出て来るようになって覚えられない。海夢がっかりのクリスマスとおじいちゃんが語る職人魂,そして衣装完成。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 11巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 11巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2024年6月に読了済。最終巻を読むために再読。涼香やジュジュたちとの『棺』合わせ。『棺』はキャラが多すぎるし全員シスターだしコスプレで顔が変わっているので,誰が誰だが把握できなかった。ジュジュの心に変化があったのは良かった。冬コミの話になり新菜は造形物のキャラをやりたいといい,海夢は『天命』の天使様(ハニエル)を選ぶ。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 10巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 10巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2024年に読了済。最終巻を読むために再読。ジュジュと心寿も参加して『棺』合わせ。妹のためなら嫌なことでもやるジュジュ。旭が海夢と一緒にいられない理由。電車が止まってお泊まりになった夜。何もなくて悩む海夢は告白しようかと悩む。『棺』合わせの小道具作りで新菜は旭さんから色々教えてもらい幸せそう。「誰もがサプライズで喜ぶと思わないで下さい」というジュジュには心底共感する。悪いことばかりじゃなかったようだけど。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 9巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 9巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。丁度先日アニメでやっていた海夢が太って,一眼レフカメラとルーズソックスを手に入れたところ。造形に興味を覚えた新菜が海夢推しの旭さんと出会い,『棺』合わせの話が出る。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 8巻通常版 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 8巻通常版 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。丸々1巻文化祭の麗様コスの物語。ウィッグの生え際作りや男性らしい立ち居振る舞い,レインボーローズの作り方など。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 7巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 7巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。ハロウィンの夜のカラオケから文化祭の男装コスプレまで。現実世界でここまで幸せな環境はないだろうなどと思いつつ読む。
読了日:08月21日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 6巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 6巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。水族館であまねさんと出会って,おっぱい装着など女装について学ぶ。「月夜野カンパニー」ではバニーガールのコスプレ。バニー服に悩む五条君に宇佐見さんがボーンを入れるアドバイス。最後はクラスメイトとのハロウィン。
読了日:08月20日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 5巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 5巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。夏休みの話。服を買いに行ったり夏祭りに行ったりホラー映画を見たり。コスプレは露出が多いキャラが続き,ギザギザ歯の作り方など。海夢がスタジオと間違えてラブホを予約するハプニングも。
読了日:08月20日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年・2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。五条君がユザワヤへ布を買いに行く場面から。ジュジュ姉妹との撮影イベントを通してテーピングや肌色コントロール,男装など新たな知識を獲得していく。知らないことが多くて面白い。
読了日:08月18日 著者:福田晋一
その着せ替え人形は恋をする 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年及び2024年に読了しているが,最終巻を読むために再読。雨の日にやってきたジュジュ(乾紗寿叶)によりスタジオやカメラなど世界が広がる。新しいコスプレ衣装のために海夢の部屋でアニメを見たり海に行ったり,新菜の世界も広がる。
読了日:08月17日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 2巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 2巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年2月・2024年8月に読了しているが,最終巻を読むために再読。おじいちゃんが腰を傷めて留守,テストが近い環境で2週間で衣装を作らねばならないと絶望し泣きながら衣装を作る若菜。初めてのコスイベ。雨の日に五条人形店を訪れた少女。
読了日:08月17日 著者:福田晋一

その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)感想
 2022年2月及び2024年6月に読了。最終巻を読むために1巻から再読。ずっと振り回されている感じの新菜君も,ひたすら真っ直ぐで嫌味が無い海夢も,物語を知っていても安心して何度でも読んでいられる。
読了日:08月17日 著者:福田晋一

怒りの葡萄(下)怒りの葡萄(下)感想
 カリフォルニアに着いたジョード家を待っていたのは果実を摘んで家を持つ生活とはほど遠い浮浪生活。移民は憎まれキャンプは焼き払われ,国営のキャンプへ行っても仕事は無い。ケーシーにもトムにも過酷。一家は最後まで安住の地を見つけられない。1930年代のアメリカが舞台で約100年前だ。トラクターに追われたジョード家はAIに仕事を奪われることを恐れる現代人と重なり,資本主義社会の構造は100年前も今もそれほど変わっていないと思わされた。結局のところ,主人公はトムではなく母親だったのではないかと思う。 
読了日:08月16日 著者:ジョン・スタインベック

怒りの葡萄(上)怒りの葡萄(上)感想
 約35年ぶりの再読。以前読んだ時は,単に鬱々とした暗い物語のように思われたが,ジョード家の人々を中心に,土地を追われカリフォルニアに夢を見る人々の心の強さや 厳しい現実が実にリアルに書かれており,今回は退屈とは思わなかった。ジョード家が中心だが,その周辺にいる無関係な人々や,アメリカの歴史なども織り交ぜて書かれており世界観を理解する手助けになる。以前はそれも単なる退屈な章だと思って読んだのだと思う。人生経験や知識は物語を読む頭に奥行きと理解力を与えてくれるのだとありがたく思いながら読み進んでいる。
読了日:08月10日 著者:ジョン・スタインベック

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 9 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 9 (アクションコミックス)感想
 痛風が疑われたり,ビアガーデンを堪能したり,おばあ様(お姉ちゃん?)が遊びに来たり,茂部さんが産休に入ったり,暗井君に転職の相談をされたり,卵かけご飯を研究したり,引っ越しを検討したり,勤労感謝の日を楽しんだり,ピクシーからもらった木の実で幸福と不幸を体験したりする。
読了日:07月28日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 8 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 8 (アクションコミックス)感想
 同僚とスキーをしたり,洗濯機を買うことを決意して失敗したり,脇田さんのお料理を食べたり,お土産の有名店サブレが消えて疑われたり,政略結婚のために元の世界に戻ったり,会社の勉強会の講師をしたり,ぬいぐるみになったり,水族館へ行ったり,辰沢さんと川越に行ったり。
読了日:07月28日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 7 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 7 (アクションコミックス)感想
 ハロウィンを堪能したり,アメリカンドッグの端っこをプレゼンしたり,カンナ達が職場見学にやってきてSEのお仕事を教えたり,宝くじに当選したり,サービスエリアを堪能したり,同僚の結婚式に列席したり,ルコアさんの惚れ薬を飲んだり,ファフニールさんとグルメマラソンに参加したり,大晦日に炬燵の誘惑を知ったり。
読了日:07月22日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 6 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 6 (アクションコミックス)感想
 服を着るのを忘れて出勤したり,回転寿司デビューをしたり,カラオケに行ったり,同僚とアフタヌーンティーをしたり,乙女ゲーをしたり,会社にファフニールさんがやってきたり,拾い食いして小さくなったり,ルコアさんと遊園地に行ったり,パンにはまったり。
読了日:07月19日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

宮沢賢治と宇宙 (放送大学教材 8248)宮沢賢治と宇宙 (放送大学教材 8248)感想
 宮沢賢治の生い立ちや性格・思想,彼が生きた時代の背景などを学んだ上で作品を読み解き,更に現代の天文学と結びつけて考察していく。天文学に関しては2020年代の最新の情報まで得られ,文理両方の知見が深まり大変興味深く面白かった。難解すぎる宮沢賢治作品を紐解くガイドラインにもなり,今後様々な作品を読んでいく楽しみができた。  しかし誤植が多すぎる。教科書なのだから間違いはもっと減らしてほしい。
読了日:07月16日 著者:谷口 義明,大森 聡一

檸檬檸檬感想
人生何度目かの再読。眠れない夜に突然思い立って読んだ。「いったい私はあの檸檬が好きだ。レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色も」この表現を読みたかった。
読了日:07月15日 著者:梶井 基次郎

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 5 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 5 (アクションコミックス)感想
 アジフライを食べる表紙のエルマさんが幸せそうすぎる。トールと自動車免許を取りに行ったり,新入社員教育に悩んだり,ルコアと会席料理を食べに行ったり,キノコを食べて赤ちゃんに戻ったり,イルルとタケの夏バテ解消に尽力したり同僚の脇田さんを猫カフェで元気づけたり,カンナの遠足用お弁当を考えたりする。
読了日:07月15日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 4 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 4 (アクションコミックス)感想
 秋の味覚,断食道場,クリスマスの会社,節分豆撒きと鬼退治,社内恋愛?,新入社員面接,動物園のエルマ,エルマとファフニールとゴミ拾い,小林さんの昇進。
読了日:07月13日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 3 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 3 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス)感想
 カンナやイルルと動画を作ったり,アイスを食べに高知へ行ったり,お化粧をしてみたり,映画を見ながらやるべきことを勘違いしたり,会社の飲み会を企画したり,ナンパされたり,かき氷を作ったり,食レポを書いたり。
読了日:07月11日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 2 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 2 (アクションコミックス)感想
 弁当を作ったり泥棒を捕まえたりラーメンを食べたりプールへ行ったりトールと外食したりボーナスを使いまくったりする。だいたいイルルがエルマより優秀である。
読了日:07月08日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 1 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記 : 1 (アクションコミックス)感想
 続きを読もうかと再読。エルマがスイーツ好きの大食いすぎてダメダメすぎる物語。ランチ・合コン・社員旅行・お祭り・デスマーチなどなど。
読了日:07月05日 著者:カザマアヤミ,クール教信者

ヨコハマ買い出し紀行 14 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 14 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。マッキはムサシノ運送で働き,おじさんは畑でトマトやオクラを作る日々。子海石先生は「見て歩きよろこぶ者」をアルファさんに託す。ターポンは北半球に。人の記憶をたどる灯で真っ青になった地上を室長は見下ろす。「私」は十なん年ぶりにカフェアルファへ向かう。シバちゃんは異動し,マッキはムサシノ運送を退職,浜松のタカヒロのもとへ。数年が過ぎマッキは娘のサエちゃんを連れて里帰り。更に時が流れ,丸子は横浜で珈琲豆を売っている。豆を買ったアルファさんは,ココネが待つ家へ帰る。夜が来る前の束の間の夕凪の時代に。
読了日:07月03日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行(13) (アフタヌーンコミックス)ヨコハマ買い出し紀行(13) (アフタヌーンコミックス)感想
 5年ぶりの再読。海辺の高台じゃなく波打ち際のカフェアルファ。おじさんと西瓜の時間。マスターの車のエンジンのこと。カマス使いにならないことを決めたマッキ。6年ぶりに元通りになったカフェアルファ。マッキとココネのはじめまして。流星雨の夜。白いモノは水の景色が見える場所にいるとアヤセは思う。人間の生活の思い出が特別扱いされる不思議。アヤセは初瀬野先生と知り合いなのだ。スカイタワー西東京の横を通るココネ。一人より誰かといる方が好きになったアルファさんを,おじさんはガキんちょ扱いするのだった。優しい時間。
読了日:07月03日 著者:芦奈野ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 12 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 12 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。 アルファさんのお客さんかが来ない日。ココネとシバちゃんのお気に入りの場所。アルファさんが赤いピアスと仕事着,髪のリボンをもらった時のこと。「一緒に行くか?」と聞かれたけれど家に残った。タカヒロがガソリンスタンドの前を飛ぶ日。初日の出と仕事をしたいマッキ。ひとり者のプロ子海石先生。バイクに乗るマッキ。街で出会った丸子。みんなの時を岸で見ているアルファさんは時々悲しい。アルファさんが買い物に行く街は衣笠。今の横須賀のようだ。横須賀は北の方へ移動した。
読了日:07月03日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 11 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 11 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。廃屋巡りでDIYの材料集めをし,ついにお店再建。最初にやってきたのは丸子とココネ。珈琲豆が手に入らず,最初で最後の珈琲二杯。嫌味な態度の丸子にピシッと言いたいことを言うアルファさんがカッコイイ。水探しをするアルファさんの後ろに白いキノコのような何か…。ターポンは六年間南半球へ。先生もアヤセもアルファさんも空を見上げる。南国が見える「超黒糖」。変な気配の山道を歩くアヤセ。街灯の木の柔こい四角いビルのような何か。ここにも白いキノコのような何か。丸子と地図と超黒砂糖。西へ旅立つタカヒロ。
読了日:07月03日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 10 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 10 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。冬に向けて床も壁もDIYするアルファさん。廃船風?の良い雰囲気に。お社の木の上を通るナイの飛行機。アルファさん初めての雪。ガソリンスタンドの大根の横で店開きをしていたアルファさんのところに丸子が訪れる。「会っていろいろチクチク言ってやるつもりだった」と。ロボットのレコードを聴くココネとシバちゃん。ターポンで水浴びをする室長。パワーヒマワリ。カマス使いの舎弟候補になったマッキ。
読了日:07月02日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 9 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 9 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。1年の旅を終えアルファさんはゆっくり家に帰る。途中で寄ったガソリンスタンドではタカヒロが大根を売っていた。台風で壊れた店をゆっくり再開。まずは魚の風見鶏,屋根,よしず。
 遊びにきたココネは子海石先生からA7M1機のお姉さんの話を聞く。えび茶色の髪を目をした少し年上に見える子海石アルファ。彼女は青い物が好きで服が嫌いだった。
 マッキの名前は真月。マッキはカマスに懐かれる子なのだった。
読了日:07月02日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 8 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 8 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。アルファさんの1年間の旅の物語。鎌倉に始まって海老名のうなぎ屋,厚木空港でのナイとの出会い。子海石先生の船の時のようにナイの飛行機とも一体化してしまう彼女。昔の街の記憶を残す街路灯の木の風景。ココアパウダーがかかったような富士山の麓でのトウモロコシ屋台。丸子はナイの写真を受け取りアルファさんを見て嫉妬する。日野の台地から見るムサシノの野火,そして帰郷の道。大きな柿に大きな栗の世界。
読了日:07月02日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 7 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 7 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。空を飛ぶ夢と霜が降りた朝。また春が来てお店ができた頃を思い出すアルファさん。カフェアルファにやってきた子海石先生「考えてみればアルファさんと私ってさー親戚みたいなもんなのよね」。アルファー室長は空の上で今も「見て歩く者」のペンダントをつけている。ずっと同じアクセサリーをつけ続けるって素敵だ。崖から落ちてカメラをなくしたアルファさんの行動と表情が切ない。ココネと思うように仲良くなれない丸子。夏の日の夕立。お店が飛んでいった台風。13歳になったタカヒロにバイクを預けてアルファさんは旅に出る。
読了日:07月02日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 6 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 6 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。「空気中につきだした地面の出っぱりになる」アルファさんの散歩。おじさんと見上げるターポンと,ターポンから下界を見る室長。偶然が生んだアルファさんとマッキの出会い。空から見ているだけの室長に,岸から川を眺めているだけみたいなアルファさん,同じだ。ロボットについて調べるココネ。何度読んでも「人ってなんか根っこの方が光とか音とかで動いてんじゃねえかって思ってんだけど」という言葉がひっかかる。トンネルを歩くアヤセ,牛乳を入れるお酒とアルファさん。子海石先生のマーク。
読了日:07月01日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 5 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 5 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。アルファさんが見る風景,夕映えに浮かぶ伊豆半島にリラックスした富士山。横浜への買い出しとムサシ訪問。マルコへのメッセージ配達。ココネの同僚シバちゃん初登場。「かんぱち辻の茶」。子海石先生の船が誕生したお別れの朝。ターポンのような形をした不思議な船だ。深く船とつながるアルファさん…。ミサゴとマッキ,アヤセとカマス。時間旅行ができるアルファさんのカメラ。巻末にアルファさんの家とタカヒロ&おじさんの家の見取り図。
読了日:07月01日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 4 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 4 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。マッキ登場。学校もなくなった世界なのか,タカヒロはマッキのおじいさんに勉強を教えてもらっている。フナムシのヘロヘロ…。タカヒロとココネさんの初対面,二人で泳ぐ最後の砂浜。「しゃげしゃげしゃげ」って蝉の声かな? 故郷を感じようとするアルファー室長。アルファさんが作ったお魚のキーホルダーと,ミサゴに乗ってデータをとる若き日の子海石先生。カフェ・アルファのこと。アルファさんにちょっと素直になれないマッキが可愛らしい。
読了日:06月30日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 3 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 3 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。遊びに来たココネさん。お魚に飾られたアルファさんの部屋,月琴,ムサシノ高井戸でのココネちゃん。風が出会う北の大崩でアヤセと見たターポン。生きている水神さまにミサゴの一日。街灯が灯る時間帯。黄昏の時代の悲しくも穏やかな雰囲気が溢れている。
読了日:06月30日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 2 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 2 (アフタヌーンKC)感想
 5年ぶりの再読。ココネさんが配達してくれたのはオーナーからのカメラ。メッセージなどの伝達方法が独特だ。アルファさんはA7M2型機,ココネさんは汎用型のA7M3型。ミサゴと会いたいタカヒロはカマス飼い?のアヤセと出会う。 花火大会。先生とおじさんの過去とその続編。ちょっと切ない物語。
読了日:06月29日 著者:芦奈野 ひとし

ヨコハマ買い出し紀行 1 (アフタヌーンKC)ヨコハマ買い出し紀行 1 (アフタヌーンKC)感想
アルファさんに会いたくなって5年ぶりの再読。 おじさんにタカヒロ,ミサゴ,初日の出。夏が来て西瓜に夕立,先生との出会い,初日の出。初瀬野アルファさんに初瀬野さんからのお届け物。
読了日:06月27日 著者:芦奈野 ひとし

機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-(2) (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-(2) (角川コミックス・エース)感想
 記念館の開館を前に,カイもロゼも不穏な空気を感じる。ジオン側では連邦に対しての反感が根強く,地球側は意に介していない。温度差を利用しようとしている者がいる? ミハルのエピソードが出てきたり,ジョブ・ジョンが登場したり,WB展示品の中に懐かしい物を見付けたり。
 振り返るだけではなく,結局は現在の社会状況の複雑さが主題になっているガンダムらしい物語だと思った。
読了日:06月27日 著者:ことぶき つかさ

機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-(1) (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-(1) (角川コミックス・エース)感想
 一年戦争から約半世紀が過ぎ,ズム・シティに《一年戦争記念館》がオープンすることになった。開館を3日後に控え,インタビューに呼ばれたカイ・シデン。案内係の女性ロゼ・ヤカモトと一緒にWB展会場を巡りながら,当時を振り返る。カイ視点の「あの頃」は興味深い! パイロットのテストやスレッガーとアムロやハヤト,カイのボーイズトーク,ハロのことなど。初代ガンダムをエンドレスで見たくなる。
読了日:06月25日 著者:ことぶき つかさ

おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~(2) (サンデーうぇぶりコミックス)おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~(2) (サンデーうぇぶりコミックス)感想
 《クロエ・デマントイドの華麗なる生活》なるゲームがあることを知った黒江。いよいよ前世が絡んでくる。そしてクロエ(黒江)を見守っている天使?の登場。面白さもテンポも変わらず続きも楽しみだ。
読了日:06月22日 著者:相葉キョウコ

おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~(1) (サンデーうぇぶりコミックス)おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~(1) (サンデーうぇぶりコミックス)感想
 悪役令嬢転生ものにこんな発想があったとは。そして絵が綺麗だし物語のテンポも良く面白い! ついつい読み進んだ。
読了日:06月22日 著者:相葉キョウコ

狼森と笊森、盗森狼森と笊森、盗森感想
 小岩井農場の北にある4つの黒い松の森,狼森(オイノもり),笊森(ざるもり),黒坂森,盗森(ぬすともり)と,そこへやってきた四人の百姓一家の交流の物語。人間と自然が折り合って共に暮らしてきた長い時間の流れを感じた。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

『注文の多い料理店』序『注文の多い料理店』序感想
 これらの物語がどうやって賢治さんの頭の中に登場したか,心象スケッチとはどのようなものであるかがわかる序文。j最後の文の「すきとおったほんとうのたべもの」という言葉にとても宮沢賢治を感じる。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

『注文の多い料理店』広告文『注文の多い料理店』広告文感想
 イーハトヴについての説明や,童話集が賢治にとってのどういうものであるかが書かれ,童話集の中の作品について一言ずつコメントされている。作品をより細かく味わいたいならとても参考になると思う。
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

月夜のでんしんばしら月夜のでんしんばしら
読了日:06月17日 著者:宮沢 賢治

人間が生きているってこういうことかしら? 人間が生きているってこういうことかしら?感想
生命科学者の中村桂子さんと在宅ホスピス医の内藤いづみさんの対談。学識ある二人が各々の観点から生命や人間,生きることと死ぬことなどについて語り合う。「対談」という形式が苦手なのでイマイチ頭に話が入ってこなかったが,特に中村さんの動物としての人間観には興味を覚えた。人間と蝶に共通する味蕾の話や「生きものの世界に差違はあっても格差と差別はない」という話も興味深い。しかしだからといって複雑怪奇になってしまった人間社会をどう変えればよいというのだろう?「脱炭素」という言葉への疑問は私も感じていた。
読了日:06月16日 著者:中村 桂子,内藤 いづみ

やまなしやまなし感想
 水の底に棲む蟹の兄弟の物語。水面の上からやって来るものがどのように見えるか,水の中にいるものがどのように見えるかを美しい文体で描き出す。独特な擬態語が楽しい。
読了日:06月11日 著者:宮沢 賢治

ぱらのま 8 (楽園コミックス)ぱらのま 8 (楽園コミックス)感想
 群馬・栃木・埼玉の三県境。田圃の中にあって一歩で三県を行き来できるらしい。裏砂漠風景が表紙にもなっているが,調布飛行場から行く伊豆大島。体重を量って席を決める小さな飛行機だ。伊豆大島には昨年行ったところだが,べっこう寿司を食べに入った店が同じだし,三原山お鉢周りで強風で死にそうになる場面は登場人物たちと現地での私の発言が悉く重なり,この作品が実に臨場感を持って描かれていることがよくわかった。あとはバスで行く長距離の旅,島作り(古事記&工作)と江ノ島。
読了日:06月03日 著者:kashmir

ドゥリトル先生のブックカフェ (幻冬舎文庫 か 56-3)ドゥリトル先生のブックカフェ (幻冬舎文庫 か 56-3)感想
 とある夫婦と,彼らが通うブックカフェに集う人達の人生と本の物語。登場する本は,『ドリトル先生航海記』『長くつ下のピッピ』『ちいさいおうち』『あおい目のこねこ』『賢者の贈り物』。カフェに置いてある本は英語の本だけで,『ちいさいおうち』には「HER STORY」という副題が付いていることを初めて知った。「歴史=history」は "his story" だということも知らなかった。軽く読める物語で面白かったが,ラストは何だかちょっと腑に落ちなかった。
読了日:05月31日 著者:賀十つばさ

ぱらのま 7 (楽園コミックス)ぱらのま 7 (楽園コミックス)感想
 初読は2024年06月29日。 スケッチブックに手書きの地図日記の話。河岸段丘の町,山梨県上野原市へ行ってみるが,絵を描くために解像度が上がるが歩くスピードが遅くなり,頭の中の情報が程よく落ち着いてから描くのが丁度良さげという結論に。ツインテール少女の絵を描くアドバイスは興味深かった。 宇都宮の路面電車に乗ったり,落ち葉を踏むために奥多摩へ行ったり。初読では兄の「逆光は勝利」発言を見逃していた。足元のドングリに「めんどな裁判あったのか」にも注意を払っていなかった。宮沢賢治の『どんぐりと山猫』だな?
読了日:05月22日 著者:kashmir

ぱらのま 6 (楽園コミックス)ぱらのま 6 (楽園コミックス)感想
 初読2023年5月29日。再読2024年6月29日。
 今回は再再読だがけっこう忘れている。江東区の富岡八幡宮,木場の洲崎神社,南砂町の富賀岡八幡神社。極限まで荷物を減らした関西南部の旅,上越高田の路地,ビジホの朝食,青春18切符で下る東海道の末に行き着いた尾道。
読了日:05月20日 著者:kashmir

ぱらのま 5 (楽園コミックス)ぱらのま 5 (楽園コミックス)感想
 初読は2022年8月31日。  西武多摩川線の競艇場前駅。駅弁を持って出かける新宿区の箱根山。上から見ると軍艦みたいな場所にある尾久駅から飛鳥山とアルカルゴ。西武池袋線で浦山口駅,終着駅の三峰口駅。バスタから行く勝沼の旅。兄の推薦,高山本線の飛騨金山駅。1986年の時刻表に触発された,35年前から来た設定でのタイムスリップ旅。内房外房の特急は,当時は京葉線経由ではなかったらしい。関東最南端の野島崎にはそのうち行ってみたい。
読了日:05月18日 著者:kashmir

ぱらのま 4 (楽園コミックス)ぱらのま 4 (楽園コミックス)感想
 初読は2021年06月19日。  カードに漢数字を揃える旅に山陰の旅。松陰神社つながりで世田谷。そしてまた山陰。石見銀山から日本海へ出たところの沖泊の温泉街と出雲大社。宿泊できる恐竜博物館。ツインテール少女と巡る坂道巡り。天気の子の聖地,須賀神社男坂に新宿区荒木町,新宿区舟町の階段,曙橋念仏坂,文京区の富士見坂&日無坂,文京区胸突坂,鳥尾坂,鼠坂,八幡坂,鷺坂,金剛寺坂,徳永慶喜終焉の地今井坂,庚申坂,切支丹坂,蛙坂,釈迦坂,大塚の階段群。皆よさげな坂だが巡るのは大変そうだ。
読了日:05月17日 著者:kashmir

ぱらのま 3 (楽園コミックス)ぱらのま 3 (楽園コミックス)感想
 初読は2020年12月30日。  青春18切符を有効に使って牛を食べ歩く旅や長野県の温泉,眼鏡のお姉さんとの伊豆旅行。アニメの背景を作りたいツインテール少女の初登場は聖蹟桜ヶ丘。おじさんからゲットした株主優待券活用の千葉や茨城の旅など。
読了日:05月14日 著者:kashmir

ぱらのま 2 (楽園コミックス)ぱらのま 2 (楽園コミックス)感想
 初読は2019年6月27日。  この巻も前回読んだ後の知識で解像度が上がって読めた。亀戸天神に都内のバス移動。内房線にも乗ったから地名がわかるし風景もわかった。たまに読み返してみるものだ。
 あと,交通機関に弱い眼鏡のお姉さんには共感する。
読了日:05月12日 著者:kashmir
ぱらのま 1 (楽園コミックス)ぱらのま 1 (楽園コミックス)感想
 一度目の読了は2017年2月8日。8年ぶりに読んでみるとその間に世田谷線やエスカルゴに乗ったし,秋芳洞を再訪したし,自分が知っている場所も増えていて,一度目より解像度高く読めた。続きもゆっくり再読予定。
読了日:05月09日 著者:kashmir

月夜のでんしんばしら月夜のでんしんばしら感想
 一度目は何のことかさっぱり理解できなかったので,もっとイメージを膨らませて再読。「はりがねの槍」「亜鉛のしゃっぽ」「長靴のタール」「瀬戸もののエボレット」などの用語に一々きちんとした意味があり,それを踏まえて読むことで一度目より情景を思い浮かべやすかった。
 更に再読を繰り返し,電信柱たちが更新している理由や軍歌の意味なども考えてみたい。
読了日:05月04日 著者:宮沢 賢治

イギリス海岸イギリス海岸感想
 農学校の教師時代,生徒たちを連れて遊びにいったイギリス海岸をめぐる手記。胡桃の化石や牛の足跡の化石を見つけたこともサラッと書かれている。賢治さんの地質へのこだわりや知識がよくわかる。またどれほどこの北上川の河岸を気に入っていたかもよくわかる随筆。
読了日:05月04日 著者:宮沢 賢治

水仙月の四日水仙月の四日感想
 童話集『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』に収録された作品。
 雪が降る日である水仙月の四日に雪を降らせる雪の精のような雪の妖怪のような存在である雪婆んご,雪狼を連れた雪童子と人間の子供の物語。地球が織りなす自然の厳しさと自然の美しさ,そして時に自然が見せる優しさを垣間見る。
読了日:05月03日 著者:宮沢 賢治

楢ノ木大学士の野宿楢ノ木大学士の野宿感想
 宝石学を専門とする楢ノ木大学士が,貝の火兄弟商会の支配人の依頼でグリーンランドの成金が求めている上等の蛋白石(オパール)を探しに出かける。出かけた先で3晩野宿をし,周囲の山や鉱物たちの話を聞く。
 賢治さんの鉱物や地質の知識が自在に取り込まれている上,鉱物や石の名前は現代使われているものとは異なる和名だったり,英名をもじった愛称だったりするからちょっと読んだだけではサッパリ判らない。  鉱物の名前を紐解きながらもう一度しっかり読まなければと思う。
読了日:04月25日 著者:宮沢 賢治

どんぐりと山猫どんぐりと山猫感想
 一郎という少年に山猫から手紙が届くところから始まる短い物語。面倒な裁判があるから一郎に出席して欲しいという内容だ。一郎は喜んで裁判に出かける。一番偉いどんぐりを決める裁判で,一郎は素晴らしい意見を述べる。荒唐無稽のようにも思えるが,どんぐりたちの争いとまだ小学生くらいと思われる一郎の言葉には世の中の真理の一面を見る想いだった。
読了日:04月22日 著者:宮沢 賢治

烏の北斗七星烏の北斗七星感想
 烏の1羽1羽は艦船,鳴き声は大砲。「美しくまっ黒な砲艦の烏」という表現があり,烏の姿からそんな例えが生じたのだろうか。烏たちは北斗七星を「マジエル様(Ursa Major)」と呼び,神のようにあがめている。奈良時代の三十八年戦争がモチーフになっているそうだ。
 軍隊として戦う烏たちもやはりジョバンニのようにブドリのように,世界の幸せのためならば自分の体など引き裂かれても良いと思うのだった。
読了日:04月20日 著者:宮沢 賢治

おむすびの転がる町 (楽園コミックス)おむすびの転がる町 (楽園コミックス)感想
 表題作のおむすびころりんを科学的に?考察する物語のほか,ツチノコを発見したらどうなるだろうかという話。それから切符と一緒に筑波山を旅する話。筑波山に行きたくなった! ひたすら坂を上る話,カステラ風蒸しケーキの話,新しい土地と古い土地に郵便配達に行く話など。合間に街路樹の地図のことや架空の通学路を詳細に語るエッセイが挟まれる。読み終わるのが勿体なくてゆっくり読んだ。
読了日:04月19日 著者:panpanya

土神ときつね土神ときつね感想
 土神と狐は男性,樺の木は女性。神と動物と植物という種族も異なる三者の三角関係の物語。神であるが故の自尊心と不可解な樺の木への想いの間で苦しむ土神は,人間のようにむしゃくしゃしてしまう。狐は樺の木を訪れては至極紳士的で知的な会話を行うが,やはりついつい自分をよく見せてしまい,自分のその癖に困ってしまう。
 狐は樺の木に星の話をする。その中で星の色の話は「今度にしよう」と終わってしまうが,賢治の時代まだ星のエネルギー源は不明で星の色の説明も成されていなかったとのことだ。
読了日:04月19日 著者:宮沢 賢治

ツェねずみツェねずみ感想
 日経ビジネスの記事「宮沢賢治が予見していたトランプ政権の末路」で「ツェねずみの「償うてください、償うてください(まどうてください、まどうてください)」は、まんま「攻撃あるのみ」と重なるではないか。」と書いてあったので興味を覚え読んでみた。何とも理不尽で感じ悪いネズミの話で,宮沢賢治の新たな視点を見る気がした。そして弱い者を装って他人を追い込む様は正しくと思った。
読了日:04月18日 著者:宮沢 賢治

ざつ旅-That's Journey- 1 (電撃コミックスNEXT)ざつ旅-That's Journey- 1 (電撃コミックスNEXT)感想
 2025年春アニメ作品。会津若松と東山温泉,松島へ行って牡蠣を食べる。友人の蓮沼との旅は富山県の黒部宇奈月温泉。黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗る予定が冬期(12月〜4月)は営業していなかったのだった。後輩のゆいちゃんとはうどん県の高松。観光情報がゆるーく紹介されていて景色も見られるのでちょっとした旅気分を味わうのに良い作品。
読了日:04月15日 著者:石坂 ケンタ

片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 2 (ヤングチャンピオン・コミックス)片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 2 (ヤングチャンピオン・コミックス)感想
 魔法師団の師団長ルーシー・ダイアモンドとの戦いの場面から,スレナと一緒に冒険者の護衛としてダンジョンへ行き,危機に陥るまで。ここで終わるんかいっ!?って感じの次が気になる終わり方。特別物珍しいことが怒るわけでもないが,面白い。
読了日:04月15日 著者:乍藤和樹,佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)感想
 2025年春アニメの作品。原作は「小説家になろう」にて連載中のライトノベルだが,コミカライズされた本作が大変評判が良かったので読んでみた。
 アニメを2話まで視聴してから読んだが,アニメとは異なった角度からのエピソードもあり,センスがよくて面白かった。2巻まで無料開放されているので読んでおこうと思う。
読了日:04月14日 著者:乍藤和樹,佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7 (電撃文庫)感想
 アリナがデレる!? 先輩受付嬢のアレッタとスーリとイフール・カウンターの完全個人主義になった過去。冒険者ランク査定という新たな地獄。聖母と守護者に会いに行く白銀。祈りの塔とディアスキルの謎,神喰い「呪鬼」との戦闘。ラストが不穏すぎる。止めてあげて下さいアリナのためにも。
読了日:04月13日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います6 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います6 (電撃文庫)感想
 アリナの長期休暇を阻もうとする新たな5つのダンジョンに偽処刑人。「偽(フェイク)」は相手をコピーするデイアスキルだった。そしてアリナの故郷フィールアで過ごす休暇。
 アリナの弟の賢くてシスこんなアシュレー。アシュレーとシュラウドの遺物。"あの方"の正体。シュラウドが死んだファルマの館の探索と,魔導書の主シュラウド・ラウグーンの登場。盛りだくさんの巻だったが,物語の向かう先,ラスボスが見えてきた…のだろうか?
読了日:04月09日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います5 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います5 (電撃文庫)感想
 冒頭は先人の時代のライラ。寡黙なシルハに天才双子のヴィエナとフィエナ,室長のラウム,遅刻ギリギリにタイムカードを押すのは長い金髪のナーシャ。今や魔神となった彼らのことが分かる,リーティアン職員旅行の巻。シュラウドへの新たな謎が出てきたり,アリナのスキルについて理解が深まったり?読み応えのある巻だった。
読了日:04月08日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います4 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います4 (電撃文庫)感想
 表紙と冒頭からわかるように,この巻全体がロウの物語。ライラは処刑人様の応援でしか出てこないのだった。だが闇ギルドや魔道士の物語は読み進めたくなる面白さで,今までの巻で一番面白かった。
読了日:04月05日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います3 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います3 (電撃文庫)感想
 この巻までがアニメ化の内容。ギルド本部へ受付嬢の研修に行き,そこでこの一連の物語のラスボス?と戦う。だがこの巻の最後の大変重要な「えーー!?」という部分がアニメ化されていなかったので,アニメは2期製作予定がないということなのだろうか。ギルドマスターがあまりにも安っぽい男なので,彼のせいで物語まで安っぽく見えてしまってがっかりだよ!
読了日:04月05日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います2 (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います2 (電撃文庫)感想
 ルルリの過去から始まり,双子の魔神,やり直しの百年祭3日目,鎮魂儀で終わる。アニメでは端折ったり重要部分が違うところで埋め込まれたりしているようだ。ルルリさんの根性の見せ場ということで,主にアニメ第8話「ふがいない回復役(ヒーラー)ですが、私のできることを全うしようと思うのです」あたりまでという感じ。
読了日:04月02日 著者:香坂 マト

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います (電撃文庫)ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います (電撃文庫)感想
 今期のアニメで無料になっていたので読んでみた。アニメは原作通りだということがわかった。1巻でアニメの第6話「遺物(レリック)とか裏クエストとか魔神とか業務の邪魔なので、ブッ飛ばそうと思います」までの内容。
読了日:03月30日 著者:香坂 マト

謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書)謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書)感想
 『枕草子』や『源氏物語』を読んでもわからないことが多すぎた。職位や身分制度など何もかもわからぬまま読んでいた。命婦や侍従がどんな人か知らなかったし,女官と女房の違いも分かっていなかった。奈良時代と平安時代も都の場所が違う程度の認識しかなかった。伊勢の斎宮や賀茂の斎院は謎の存在だった。これらが随分分かりやすく書かれていたし,清少納言と定子サロンも文学とは異なる方向からの考察が面白かった。願わくば全ての人名に毎回ルビが欲しかった。昔の人の名前は難しすぎるし覚えられないので。
読了日:03月25日 著者:榎村寛之

オールドヨコハマラジオアワー 1巻 (まんがタイムKRコミックス)オールドヨコハマラジオアワー 1巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 パーソナリティーのルールーちゃんが自由に語るラジオ「オルヨコ」が大好きななぎさちゃんは,お姉ちゃんのあかねちゃんが作ったシュウマイを食べてラジオ終了を阻止するためのライムリープを繰り返す。何度も繰り返すうちに色々な問題が見えて来る! 何と言うか新しい視点だし新しいアイディアだ。もの凄く軽いノリなので気楽に読めて良い。
読了日:03月18日 著者:青田めい

双子の星双子の星感想
 『双子の星』は,天の川の西の岸にある小さな双子の星,チュンセ童子とポウセ童子の物語。双子は小さな水精(水晶ではない)のお宮で,星めぐりの歌に合わせて夜の間に銀笛を吹く役割を担っている。大鳥や蠍に出会ったり,乱暴者の彗星に誘い出された。水精のお宮というのは『銀河鉄道の夜』の男の子と女の子の話と酷似している。星めぐりの歌はこの物語だったのか。『月夜のでんしんばしら』は男の子が線路の横を歩いていた時の物語。電信柱が行進し,電信柱の親玉である電気総長に出会う。
読了日:03月13日 著者:宮沢賢治

銀河鉄道の夜 宮沢賢治集 (古典名作文庫)銀河鉄道の夜 宮沢賢治集 (古典名作文庫)感想
 講談社文庫の天沢退二郎編(1971年)を2回続けて読んだ直後に,本書,古典名作文庫編集部編(2023年)を読んだ。おかげで内容はほぼ把握しており,また仮名漢字表現が現代文らしくなっていて読みやすかったため,表現に注意を払いながら読むことができた。  ブルカニロ博士とマルソはこの本でも登場しており,現代普通に読まれる『銀河鉄道の夜』は第三次稿が土台なのだろうか。
読了日:03月11日 著者:宮沢賢治

月刊少女野崎くん 16巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん 16巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)感想
男子高校生の目線で漫画設定をあれこれ考える話。千代ちゃんに知的で大人っぽい先輩役は無理だろう…。若松が女の子とお食事に行く話。瀬尾と野崎がバカすぎて面白かった。みこりんのガチャを引く千代が野崎を見かける場面も最高だった。この作品の最高ペアは御子柴と千代だと思う。演劇部のエチュード大会。何もかも演技で何が何だかわからなくなる話。遼介と都のメッセージやりとり「今月の感想」。新作スイーツを食べに行って鹿島妹の友人と会う話。真由(野崎弟)の部活の悩みを解決する話。
読了日:03月10日 著者:椿いづみ

月刊少女野崎くん 15巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん 15巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)感想
 面白かった! 花村先生と夢野先生の対談に声楽部の発表会。遼介くんと都先生の関係。フィギュアの買い物。演劇部の巻き込み事故。みこりんガチ恋ゲーム。みんな花村先生が好き。女子会のプロ遼介くん。テニスと十和とお弁当。巻末の人物相関図「遼介関係の把握状況」は役に立つ!
読了日:03月08日 著者:椿いづみ

月刊少女野崎くん 14巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん 14巻【デジタル版限定特典付き】 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)感想
 いつ読んでも何度読んでも面白い。堀先輩と御子柴くんが鹿島のために悩んだり,野崎の脚本で堀先輩と鹿島君が誤解しあったり,野崎の仕事用SNSで都さんと遼介くんの関係が変わったり,野崎が使うモブキャラについて考えたり。楽しくなりたいときはこれを読むに限ると思う。
読了日:03月07日 著者:椿いづみ

銀河鉄道の夜,風の又三郎,ポラーノの広場 ほか3編 (講談社文庫 み 13-1)銀河鉄道の夜,風の又三郎,ポラーノの広場 ほか3編 (講談社文庫 み 13-1)感想
 小学校6年生の時に読んだ本を50年ぶりに再読。内容はもともとよく知っている『銀河鉄道の夜』以外はほぼ忘れていたし,銀河鉄道の夜も実はかなり大雑把な把握であったことがわかった。童話の様を呈していながら非常に高度な文化的科学的内容が織り込まれている。『風の又三郎』など「風の三郎」という存在を知らなければ全く意味がわからないではないか? 小学生では炎色反応を習っていないので『銀河鉄道の夜』の蠍の炎に出て来る「リチウム」の意味も理解できなかったであろう。詳しくはブログにまとめたいと思う。
読了日:03月06日 著者:宮沢 賢治

鋼の錬金術師 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)感想
 第9話「家族の待つ家」は,ピナコばっちゃんとウェンリーの家に帰りオートメールの整備。第10話「賢者の石」ではセントラルの図書館へ向かう。マリア・ロス少尉とデニー・ブロッシュ軍曹が二人の警護に就く。そして賢者の石の材料が判明する。第11話「二人の守護者」では元第五研究所に侵入。第12話「「人間」の定義」はエドが戦った囚人の物語。外伝「軍部祭り」 はヒューズ中佐やブラッドレイ大総統のお膳立てによるエドとマスタングの勝負。
読了日:02月16日 著者:荒川弘

鋼の錬金術師 2巻 (デジタル版ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 2巻 (デジタル版ガンガンコミックス)感想
 第5話「錬金術師の苦悩」は,綴命の錬金術師タッカーと娘のニーナ,犬のアレキサンダーをめぐる物語。第6話「破壊の右手」は,初めてのスカー戦。エンビーとグラトニーが初登場。第7話「雨の後」はスカーに追い詰められたエドとアルを助けにマスタング大佐一行が現れる。大佐が中尉に「雨の日は無能」と言われる名場面。豪腕の錬金術師アームストロングも初登場。第8話「希望の道」ではヒューズ中佐に見送られ,兄弟はアームストロング護衛のもと故郷へ向かう。途中でドクター・マルコーと出会い賢者の石の手掛かりを得る。
読了日:02月16日 著者:荒川弘

鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)感想
 「二人の錬金術師」「命の代価」「炭鉱の街」「車上の戦い」の4話。「炭鉱の街」と「車上の戦い」はアニメにないストーリーだった。物語の順番は入れ替わっているようだが,アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』はほぼ原作準拠で忠実に作られていたのがよくわかった。
読了日:02月15日 著者:荒川弘

『春と修羅』『春と修羅』感想
 何を言ってるのか一から十まで理解できなかったとまで言ったら大袈裟すぎるが,そう言いたくなるほど理解不能だった。宮沢賢治は童話を読んでも心を惹かれないし,私とは感性が合わないのだと思っておこう。感銘を受けたりできることは見つけられなかった。
読了日:02月15日 著者:宮沢 賢治

グスコーブドリの伝記グスコーブドリの伝記感想
 イーハトーヴの木こりの子グスコーブドリの物語。妹のネリと一緒に楽しく暮らしていたブドリだが,冷害が続き深刻な飢饉の中で両親はいなくなる。ネリとも生き別れ,逞しく人生を切り開くブドリ。独特の言葉が印象的だ。蚕は「てぐす」,田圃は「沼ばたけ」,稲は「オリザ」。てぐすは「天蚕糸」,オリザは「稲」のラテン語だ。ブドリは最後にはイーハトーヴ火山局で,火山を通じて自然や農業とも関わる仕事をする。細かい描写に宮沢賢治の自然科学に関する造詣深さが垣間見られ,細かい部分にこだわれば物語から様々な情報が引き出せそうだと思う。
読了日:02月12日 著者:宮沢 賢治

恋がわからぬ大人共 【Kindle限定特典付き】 (アクションコミックス)恋がわからぬ大人共 【Kindle限定特典付き】 (アクションコミックス)感想
 ゲームで知り合ったジャジャさん(28)とマッスー君(27)はお互い初めての恋人で恋人とは何をしたらいいのか分からない。うぶ過ぎる二人を中心に周りの人たちは和んだり楽しんだりというほのぼのラブコメ。絵柄も可愛くて良かった。
読了日:02月10日 著者:赤のキノコ

しゅうまつの小日向さん : 2 (アクションコミックス)しゅうまつの小日向さん : 2 (アクションコミックス)感想
 遊園地に行ったり,犬のロボットを拾ったり。犬のロボットの元の飼い主の様子を見る限り随分と長い時間が経っているようだが,はやり街や廃墟が綺麗に残りすぎているのがちょっと気になる。物語は切なく楽しい。この先この世界の謎が少しずつ見えて来るのかも知れない。
読了日:02月10日 著者:有田イマリ,ぽち

しゅうまつの小日向さん : 1 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス)しゅうまつの小日向さん : 1 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス)感想
 終末の人がいなくなった世界でハカセという男の子と人工知能生命体の女の子,小日向さんが過ごすラブコメ。終末といっても廃墟は美しいし不便そうでもないし悲壮感は全く感じられず,二人のほのぼの日常を楽しむ感じの物語。著者は漫画家の有田イマリさんと,廃墟背景イラストレーターのぽちさん。
読了日:02月10日 著者:有田イマリ,ぽち

清少納言と申します(9) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(9) (BE・LOVEコミックス)感想
 伊周の失脚に始まる。関白を決める一条天皇へ母の藤原詮子の介入があったのは史実。清少納言が道長派を疑われ里下がりし,藤原斉信が執拗に橘則光に彼女の居場所を聞き,昆布を頬張ってしのいだ話も『枕草子』に書かれている。清原致信と源頼光の確執も史実で疑われていることだ。しかし,最終巻だけあって歴史とは乖離していく。清少納言と仲が良かった藤原行成がほぼ空気なのは,藤原斉信と道長,橘則光を際立たせるためか。『枕草子』成立と関係深いとされる源経房が意外と存在感を示していたのが印象深かった。ラストは何だかあっけなかった。
読了日:02月09日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(8) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(8) (BE・LOVEコミックス)感想
 清少納言が実家で書いていた日記のようなものが光子によって持ち込まれ,定子によって広められ『枕草子』成立の片鱗が見え始める。一方,藤原道隆が亡くなり中宮定子や伊周に暗雲がさしかかってくる。もともと道長派の藤原斉信は清少納言や天典侍に近づき策略の香りが漂う。創作の中に史実や文学のチップが細かく入れ込まれている。考証や監修を専門に行っている人がいない方がおかしいくらいのレベルだと思う。
読了日:02月08日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(7) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(7) (BE・LOVEコミックス)感想
 天典侍に閉じ込められたなぎ子は藤原斉信に助けられ,天典侍は良心の呵責に苦しむ。そんな中,職曹司の幽霊話。中宮定子の案で見回りをすることになり,『枕草子』に出て来る翁丸が登場したり,橘則光と清少納言が宮廷で兄妹と呼ばれていた事実などが物語の中へ回収される。また『枕草子』を世に広めてしまった人物ではないかと言われている源経房が登場。橘家では光子が竹筒の君との再会を果たす。しかし行成より斉信と仲良くなるとは?
読了日:02月08日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(6) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(6) (BE・LOVEコミックス)感想
 一条天皇に出会って定子への贈り物を預かるなぎ子。頭中将である藤原斉信とも親しくなり,定子に気に入られ古株女房の風当たりはどんどん酷くなる。一方則光も史実通り宮廷へ入り藤原斉信の元で働くようになる。清少納言と藤原斉信とは親しいながらも最後まで本当に心を許すことはない関係だったと思うが,この物語ではけっこう仲良くなる。定子は一条天皇や伊周を呼んで歌会を開こうとするが,なぎ子は天典侍の策略にはまる。
読了日:02月07日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(5) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(5) (BE・LOVEコミックス)感想
花山天皇の退位騒ぎに切れるなぎ子だが,安倍晴明の力で一件落着。安倍晴明はなぎ子を「風の君」と呼ぶのだった。なぎ子は則光が度々訪れていた馬酔木の君の屋敷を訪れるが,則光に別れを告げられる。『枕草子』では別れを告げるのは清少納言で,それも清少納言が出仕した後,道長派から隠れていた頃なので随分と早い別れだ。その数年後になぎ子は出仕,いきなり御簾を上げる。そこまで「香炉峰の雪」にこだわるか!? 気になるのは光子。竹筒の殿方を再会できるのだろうか。
読了日:02月07日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(4) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(4) (BE・LOVEコミックス)感想
 望月の姫君大作戦は大成功をおさめすぎ,安倍晴明にたきつけられた花山帝までが現れ,藤原北家の企みも絡まってややこしいことに。放置されている則光の様子はちょっと寂しげだが? 藤原道綱の母が登場し『蜻蛉日記』に道綱のことを書くと張り切っていたが,このエピソードは文学上の事実。なぎ子と兄の清原致信が一緒にいるときに頼光四天王に襲撃されるのも歴史上の出来事。歴史の通りに致信が殺されることはなかったし,こんな修羅場で定子となぎ子が再会するなんてこともなかったわけで,物語はどんどん「もしも」を楽しむ方向に流れていく。
読了日:02月06日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(3) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(3) (BE・LOVEコミックス)感想
 白居易「香爐峰の雪」を中心に伊周と定子の教養の深さが描かれる。『枕草子』ではこの兄妹の教養や伊周の貴公子ぶりが何度も繰り返し讃えられているのだ。伊周はこの巻で元服。宮仕えの件で出て行った則光は,旧知の女性を連れ帰る。清少納言が男という設定では則光との間に生まれた息子,橘則長はどうなるのかと心配していたが,こういう解決だったのか。なぎ子と光子の仲は改善され,光子は婚活を始める。藤原北家では花山天皇に退位を迫るための密談。そして望月の君は満月を背に牛車を進め,安倍晴明が時代の変貌を予見する。
読了日:02月06日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(2) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(2) (BE・LOVEコミックス)感想
 『枕草子』を通読したのでこちらも初巻から読み直し。2回目。定子と後の一条天皇との顔合わせの場となる香合わせ用の香炉の蓋を道隆邸へ戻しに行く話が中心で,ちょっとぶっとんだ巻。白猫が登場したところで,『枕草子』からは清少納言が好きな猫の話(第三八段「猫は背の限り黒くて異は皆白からむ」)が折り込まれ,女房の打診があったことから清少納言の宮仕えに対する考え方がしっかり反映されていた。
 安倍晴明(本物)が見つけた「奇妙な花」は何かの暗示だろう。
読了日:02月06日 著者:PEACH-PIT

清少納言と申します(1) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(1) (BE・LOVEコミックス)感想
 『枕草子』を通読したので三度目。二度目では苺を食べる定子に惚れ惚れする清少納言に『枕草子』を見たが,本当に各所に『枕草子』の記述が散りばめられている。なぎ子の髪が赤毛のくせっ毛であったり,定子がチュウチュウと雀の子を呼んだり,ゲームで男を負かして喜んだり。それとも知らず幼い定子と別れるときの定子の言葉「いあいじのかね」は,『枕草子』屈指の名場面「香炉峰の雪」の元歌,白居易の「遺愛寺の鐘は枕を攲らせて聴き,香炉峰の雪は簾をかかげて看る」に繋がる合い言葉だ。『枕草子』を知れば知るほど楽しめるコミックだと思う。
読了日:02月05日 著者:PEACH-PIT

枕草子 下 (ちくま学芸文庫 コ 10-14)枕草子 下 (ちくま学芸文庫 コ 10-14)感想
 北村季吟『枕草子春曙抄』を底本とし,著者による現代語訳と評を続けるスタイル。下巻は第一二九段「無徳なる物」から跋文の第三二五段「物暗う成りて」までを収録。終わりに近づくにつれ,あんなにも自由気ままに筆の遊びを謳歌していた清少納言なのに,跋文の冒頭そのままに暗く閉ざされていくようで彼女に何が起こったのかと思いやられ辛かった。上下巻を通し読みするのに十ヶ月かかったし古文には苦労したが,常に次の段を読むのが楽しみだった。何度読んでも発見がありそうで,これからは,ふと思い付いた段を読み返したりしたいと思う。
読了日:02月04日 著者:清少納言

金を使うならカラダに使え。 老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方 (幻冬舎単行本)金を使うならカラダに使え。 老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方 (幻冬舎単行本)感想
 堀江氏は予防医療普及協会を立ち上げ,医師や研究者へインタビューをし情報を発信している。また自らアンチエイジングのための最先端の予防治療を行い本書を書いている。日本の医療が「病気になった人を治療する」ばかりで予防は健康診断のみというスタンスであることに疑問を感じていたので,本書は非常に納得出来るものだった。肺病のワクチンがあることや摩耗した犬歯はレジン治療で復活できることなど貴重な情報もあった。ただそんな治療をしてくれる病院をどうやって探せば良いのか,それが一番の問題だ。今後の堀江氏の活動に期待したい。
読了日:01月30日 著者:堀江貴文,予防医療普及協会

AI 2041 人工知能が変える20年後の未来AI 2041 人工知能が変える20年後の未来感想
 十個の2041年を舞台としたストーリーと各々に付随する技術的解説がセットになったAI技術に関する啓蒙書。単にSF小説として楽しむこともできるが,何人もの科学者によるアイディアや学問的裏付けがあり専門用語も多数で,決して平易ではない。解説も専門的で,門外漢の私の理解は非常に中途半端に終わってしまった。どちらにしても,多方面への教養が試される本であった。ただ,例え門外漢で難しく感じたとしても,一読すれば多少なりともAIが一般化していく未来に見識が持てるようになるだろうと思う。
読了日:01月25日 著者:カイフー・リー(李 開復),チェン・チウファン(陳 楸帆)

1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法感想
 高血圧に悩む人が多いだけに世の中に情報は満ちあふれているが,降圧剤を使わず下げる方法といえば「減塩」「痩せれば下がる」「有酸素運動すれば下がる」に集約される。しかし,どうやらこれらでは加齢による高血圧は解決できないと私の中で結論が出ていた。丈夫で柔軟性のある血管を育て,かつ運動やストレッチをすべきではと。まさにその方法が書かれた本で,非常に参考になったし納得のできる内容だった。
読了日:01月08日 著者:加藤雅俊

植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース (ブルーバックス)植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース (ブルーバックス)感想
 高校生や専門課程に入る前の大学生を主な読者対象として書かれた本。章によって執筆者が異なり,難易度も異なり,すらすらと読める章がある一方,植物病理学の話は専門用語が多く難しい章も多かった。植物の歴史は植物と微生物との寄生と共生の歴史であるとともに,生命とは何であるかの探求でもあるように思えた。異なる種間,真菌と植物,ヒトと微生物などの間での遺伝子水平伝播が自然界ではかなり頻繁に行われ,進化に重要な役割を担っているなどと,数十年前(私の学生時代)には知られていなかった話も多く,興味深かった。
読了日:01月06日 著者:日本植物病理学会


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