江戸東京たてもの園 万徳旅館

 江戸東京たてもの園の東ゾーン,下町中通りの奥の大きな敷地に構える万徳旅館。
 青梅街道沿い,青梅市西分町にあった旅館だ。

 建てられた時期は江戸時代末期から明治時代初期で,建物内部は営業していた1950年(昭和25年)年頃の様子が再現されているとのこと。1993年(平成5年)まで営業していたそうだ。

 玄関を入ったところの土間に自転車が置かれていた。
 昭和時代にはこんな自転車をよく見かけた。丸い照明が一つ付いているのも懐かしい。

万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )

 玄関の土間の横には厨房があって,上品な食器や古い竈が並んでいた。
 明治時代に建てられた祖母の家には,こんな竈が残っていたものだ。

万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )
万徳旅館(2025-10-04 )

 すっきりとした客間。
 テーブルの上にお盆に乗った急須と湯呑みが置かれているスタイルは,今でも旅館の典型的な風景ではないだろうか。

 掛け軸が懸かった床の間に神棚。
 この静かな雰囲気に安心する。

 説明書きによると,2階部分の増築は明治中期。
 客室を増やしたのだそうだ。

 裏口の硝子が美しい。
 昭和の時代まではこのような磨り硝子をよく見かけたものだった。

 落ち着いた佇まいの板塀と板壁。
 昭和の半ばくらいまではこんな板塀も残っていたが,どんどんブロック塀の変わっていった。素材を活かした道具には温かさが溢れていると思う。

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江戸東京たてもの園 カフェ「武蔵野茶房」

 たべもの処「蔵」を正午に出て,東ゾーンをゆっくり見学しているうちにあっという間に時間が過ぎた。
 特別展も見たかったので,センターゾーンと西ゾーンはまた後日ということで切り上げた。特別展に行く前に少し休憩したい。西ゾーンの「デ・ラランデ邸」がカフェになっているようなので行ってみることにした。

 この住宅は平屋建てだった洋館を,ドイツ人建築家デ・ラランデ氏が1910年に3階建てに増築したもので,1999年まで新宿区信濃町に建っていたそうだ。
 こんな凄い洋館が普通に信濃町に建っていたとは…。

カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)

 店内に入ると自分で席を確保し,食券を買うシステムになっている。
 シェフおすすめの「和栗のモンブラン」を食べたかったが売り切れ。「特製焼チーズケーキ」も売り切れ。どうしようかと思ったが,最近アップルパイに飢えていたことを思い出して「焼きりんごパイ」にした。何かこれだけお値段が高いのだけど??

カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)

 お値段が張っていた理由,アイスクリーム付きだった!
 アップルパイしか見ていなかったので見落としていた。美味しかったけれど,小食な私には多すぎて多すぎて。でもシナモンを振りかけたアイスクリームはとても美味しかった。贅沢にたっぷりの林檎が入ったパイは,林檎も生地も食べ終わるのが勿体ないくらい。
 珈琲も美味しかったし,カップもカトラリーも素敵だった。

カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)

 ゆっくり座って窓の外の景色を眺めるの時間がとても贅沢に思えた。
 何しろ窓が素敵だし,清潔感のある白いカーテンが柔らかな雰囲気を醸し出している。ゆっくりと時が流れているようだった。

カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)

 建物と一体感を出して作られている門や,門とエントランスについていた照明なども見応えがあった。この日はたまに雨がぱらつく曇り空だったが,おかげで緑が柔らかく,白い建物を引き立てていた。

カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
カフェ「武蔵野茶房」@デ・ラランデ邸(2025-10-04)
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