昨年(2017年)着せ替え人形リカちゃんは50周年を迎えました。
話題になったのでご存知の方も多いと思います。
現在、記念のリカちゃん展が全国で順番に開催されています。
東京・福島・愛知・宮城・大阪・福岡での展示が終わり、
現在は兵庫県の明石市立文化博物館で開催中。
7月からは山梨県立博物館での開催が決まっています。
リカちゃんやお人形が好きな方は勿論ですが、
子供の頃にリカちゃん人形で遊ばなかった方も、
今までリカちゃん人形と縁がなかった方も、
機会がありましたら、お近くの展示に訪れてみませんか。
リカちゃんの世界は子供の玩具に留まるものではありません。
まるで一つの日本の戦後史を見るように時代を反映しています。
リカちゃんは1967年の誕生以来、
家族とともに日本の社会で生き生きと生活し、
その時々で注目された様々な文化を取り入れ、
私たちと共に変わり続けています。
リカちゃんハウスは各時代の夢のマイホームを実現しています。
ごっこ遊び用に発売されたファストフードのお店や美容院、
アイドルステージやスーパーマーケットなど、
その時代に人気だったお店がよくわかります。
リカちゃん本人も時代と共に変わっていきます。
1967年に発売された初代リカちゃん。
少女漫画の主人公のイメージで作られました。
1972年~の2代目リカちゃん。
瞳の星が3つに増え、マグネットシューズで自立できる仕様。
1982年~の3代目リカちゃん。
当時人気のストレートロングヘアでイヤリングもつけられます。
1987年~の4代目リカちゃん(今のリカちゃん)。
ふっくらとした丸顔にちょっと垂れ目な瞳で愛らしさを表現。
リカちゃん以上に変化したのがリカちゃんママです。
求められる母親像がめまぐるしく変化してゆく時代だったのですね。
こんな大勢のリカちゃんの移り変わりや
時代を反映したコラボ商品は実に興味深いと思います。
福岡県博物館では福岡会場限定の博多織のリカちゃんが見られました。
他の会場ではどんなリカちゃんが待っているでしょうか?
リカちゃん展では大勢の特別なリカちゃんが見られます。
こちらは明星チャルメラの「すずネコリカちゃん」
2017年8月~12月にプレゼントキャンペーンがありました。
こちらは2017年に郵便局から発売された
「浅田真央♥リカちゃん人形セット(記念フレーム切手セット付)」
コスチュームは、2013~2014年のフリープログラム
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で着用されたもの。
浅田真央選手が自ら監修されたそうです。
大勢のリカちゃんを眺めながら
当時の思い出を振り返ったり語り合ったりしても楽しそうですね。
・50th ANNIVERSARY | LICCA KAYAMA OFFICIAL|リカちゃん オフィシャル情報サイト|タカラトミー