種から育てるジャボチカバ (7)

ジャボチカバのプロフィール

  • 2024年4月9日 種の吸水開始
  • 2024年6月7日 播種
  • 2024年7月13日 発芽
  • 2024年10月1日 苗床から植木鉢へ植え付け

新芽が続々の2月

 2025年2月1日の3本。
 どの苗からも新芽が出ている。

(2025-02-01)
(2025-02-01)

 発芽時から一番大きかった苗。
 脇芽が出て大きくなっているし,先端からも新しい芽が出ている。枝分かれした枝からも更に脇芽が出ている。縦に延びることより脇芽で横へ広がり始めた印象だ。


 2番手と3番手の苗。
 育ってくれたらラッキーかな程度に思って植木鉢に移した2本だったが,頑張った。
どちらも1番手に比べるとゆっくりだが,確実に脇芽を出し,大きくなろうとしている。


初めての春を迎えたジャボチカバ

 2025年3月1日のジャボチカバ。
 まだ寒くて生長もゆっくりなので1ヶ月前とあまり変わっていないように見えるが,よく見ると新芽が大きくなっていたり,新しい葉が出てきていたりする。

(2025-03-01)
(2025-03-01)

 1番手の苗。
 下からも上からも新しい芽が伸び始めている。


 2番手の苗と3番手の苗。
 こちらの2本もゆっくりだが脇芽を出し,横に広がり始めた。

 ただ,どの苗も新しい葉っぱはしばらくすると先端が茶色く変色してしまう。
 植物園のジャボチカバもそうなっていたので,ジャボチカバはこのようになりやすいのだろう。

 観葉植物はだいたい水が葉の先まで行き届かないと葉っぱの先端が枯れてしまうのが,ジャボチカバは水をたっぷり必要とすることがわかっているので水やりは十分すぎるほど行っている。
 十分な水を与えても足りていないということで,自ら必要な水分を十分に吸い込めるほど根っこが発達していないのかもしれない。


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板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ

 板橋区立 熱帯環境植物館は,東南アジアの熱帯⾬林を再現した水族館と温室が一体となった施設。

板橋区立 熱帯環境植物館

 館内は,ミニ水族館,潮間帯植生,熱帯低地林,集落景観,雲霧林(冷室)のゾーンに分かれており,ジャボチカバは集落景観の中,雲霧林の入り口の前あたりで栽培されていた。

板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)

 うちのジャボチカバたちも葉っぱの先端が枯れたようになっているが,植物園のジャボチカバも同じように先端が枯れていた。
 ジャボチカバはこのようになりやすいのだろうか?

板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)

 何とジャボチカバの実で作ったワインもあるのか!
 日本で入手するのは無理そうな気がするが,機会があれば是非飲んでみたいものだ。

板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)

 幹の様子と,蕾?

板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)
板橋区立熱帯環境植物館のジャボチカバ(2025-01-22)

 残念ながら物差しを持っていなかったので,スケールのためにキーホルダーと一緒に葉っぱを撮った。
 帰宅後このキーホルダーを計ったところ,葉っぱの大きさは約4cm。

 ジャボチカバの成樹の葉の大きさは,大葉:7.5cm,中葉:5.5cm,小葉:4.5cm,
 このジャボチカバは小葉だろうか。


 この植物園でのジャボチカバの生育環境は非常に温暖湿潤で,冬場の薄着という服装で出かけた私だったが,しばらくジャボチカバの近くにいると暑くて暑くて全身汗だくになってしまった。
 我が家のジャボチカバは室内でもここまで暑くない。
 うちのジャボたちは寒いのだろうか?と考えさせられたのだった。

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