本の記録(2022-07)

 私生活で辛い出来事があったため,頭を休める的な理由で完結した『NEW GAME !』を1巻から読み直し,死生観を考えたくて『老人と海』を読んだりした。

7月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:1530
ナイス数:73

NEW GAME! (1) (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! (1) (まんがタイムKRコミックス)感想
完結につき最初から再読。
読了日:07月11日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 完結につき初巻から読み直し。うみこさんが登場し,ねねっちがバイトに来る。健康診断に夏休み。コウさんのプリンにドーナツ。東京ゲーム展とひふみ先輩。ゲームの発売と打ち上げ。
読了日:07月13日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 3巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 3巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 完結につき初巻から読み直し。  社員旅行にキャラコンペ。ひふみもコウも新しい立場に挑戦し,青葉は夢に向かって頑張る。ほたるん初登場で高尾山の初日の出。
読了日:07月14日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 4巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 4巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 完結につき初巻から読み直し。
読了日:07月16日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 5巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 5巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 単行本用描き下ろしの1冊。青葉とねねっち,ほたるんの出会いや大学受験,青葉のイーグルジャンプ志望経緯などの物語。高校時代を知ることによって3人の関係や各々の性格なんかもより深くわかって物語に深みが増す巻だと思う。
読了日:07月18日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 6巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 6巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 インターンシップで新人の望月紅葉(もも)と鳴海ツバメ(なる)がやってくる。ねねも大学に通いながらイーグルジャンプでプログラミングを始める。そして「PECO」のマスターアップ。コウはフランスへ渡る決心をする。
読了日:07月19日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 7巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 7巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 完結につき初巻から読み直し。北海道のツバメ実家の旅館に社員旅行。いつもさりげなく素晴らしい提案をするうみこさんが好き。  後半は,はじめさんのゲーム企画をみんなで応援する話とフランス。年末年始をフランスで過ごすりん。提示内に終わらせないと評価が下がるフランス。何気にけっこう日本のブラックを暴くエピソードが織り交ぜられているのがこの作品の魅力だと思う。
読了日:07月20日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 8巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 8巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 お正月に成人式,はじめがディレクターをするゲームのキャラコンペ。青葉はいつも理不尽に辛いことになるので最後は良い想いをして終わって欲しいとつくづく思う。はじめの企画はゆんをアートディレクターに進行開始。PECO大好きフランス少女のソフィーとフローラの話。バレンタインデーとうみこさん。うみこさんカッコイイよねうみこさん。紅葉とツバメ専門学校卒業,ねね大学卒業,そして入社。フランスでのほたるとコウの邂逅。
読了日:07月21日 著者:得能正太郎
老人と海 (新潮文庫)老人と海 (新潮文庫)感想
舞台はキューバ。漁師の老人(サンチャゴ)は84日も魚が捕れない日が続いていたが,その日,船より大きなマカジキがかかった。3日の間一人で眠らずに闘いついに勝利を手にするが,帰路で鮫に襲われ全てを失う。3日間の彼の独白の端々に海についての知識の多さが窺えるが,鮫には敗北するしかなかった。サンチャゴを慕い心配していた少年(マノーリン)に大きなカジキの嘴を譲れたことがサンチャゴの得た勲章ではないだろうか。物語の主題は老いの悲哀なのか,全ては老人の夢なのか。年を取って読み返すほどに分かることが増えるのかもしれない。
読了日:07月21日 著者:ヘミングウェイ
NEW GAME! 9巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 9巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 完結につき初巻から読み直し。フランスのブルーローズで働くコウ&ほたる,日本ではじめプロデュース「デストラクションドッジボール」で修羅場を迎える青葉たち。アートディレクターとして成長していくゆん,新分野を次々とこなす青葉。ディレクターとして嫌われることを厭わないはじめの決断。行き詰まったところでのコウの帰国。コウ&青葉の「フェアリーズストーリー4」が動き始めることとなり,物語はいよいよラストスパート!?
読了日:07月21日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 10巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 10巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
物語完結につき初巻から読み直し。はじめ&紅葉の『デストラクションドッジボール』は予想以上に成功し,紅葉にはラノベの話が舞い込む。ほたるは休学期間が終わり一時帰国。りんとコウは二人で新しい家に引っ越し(りん面倒くさい)。沖縄の社員旅行。ねねは無事に採用され『フェアリーズストーリー4』に向けて社内の席替え。
読了日:07月22日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 11巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 11巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
物語完結につき初巻から読み直し。沖縄の社員旅行に始まり,「フェアリーズストーリー4」のキャラデザ開発の話など。主人公のノアに,王子,ガーネット,ファースト,ダリア,王に女王などのキャラクターがイーグルジャンプの社員などをモデルに決まっていく。巻末にモデルのアップが載っている。
読了日:07月23日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 12巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 12巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
物語完結につき初巻から読み直し。冒頭はしずく・クリスティーナ・コウの飲み会。しずく&社長(はなちゃん)&クリスティーナ&カトリーヌと芳文堂&イーグルジャンプの関係が明らかに。フェアリーズストーリー4の開発は大詰めに入り,最終ダンジョン手前の四季の風の子のキャラデザの話があったり,ツバメが突然休職することになったり,青葉が面接官をしたり。また新年がやってきてソフィーちゃんも一緒に高尾山で初日の出。そしてFS4のキービジュアル作成まで進んだところで,突然の開発中止。ブルーローズが出資を決めるが…。
読了日:07月24日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 13巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 13巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 打ちのめされ出社することもできない青葉。青葉を信じるみんな。キービジュアルコンペの日…。イーブルジャンプには新入社員が入ってねねっちも先輩になり,FS4のポスターも出来上がり,アニメ化の話が舞い込んだりして,登場人物達は各々求められた場所で活躍していくことになる。最初の4人の温泉旅行は見ていて嬉しかった。ラストスパートの青葉の差し入れは最後の登場人物紹介って感じ。FS4の打ち上げパーティーが開催され,みんなで記念写真。そして数年後,イーグルジャンプはオフィスを引っ越し,新しいプロジェクトが進んでいく。
読了日:07月24日 著者:得能正太郎
からかい上手の高木さん(15) (ゲッサン少年サンデーコミックス)からかい上手の高木さん(15) (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
キャラクターデザイン,特に高木さんが初期の頃と随分変わった気がする。ちょっと違和感だった。ほぼ高木さんと西片ばかりが出てくるいつもの日常の話が多かった。最近高木さんのからかいがマイルドで西片に早く気づいて欲しそうに見える。
読了日:07月25日 著者:山本崇一朗
からかい上手の高木さん(16) (ゲッサン少年サンデーコミックス)からかい上手の高木さん(16) (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
 調理実習とか嘘を見破る話とか交換日記とかバレンタインデーとか卒業式とか。
読了日:07月26日 著者:山本崇一朗
からかい上手の高木さん(17) (ゲッサン少年サンデーコミックス)からかい上手の高木さん(17) (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
 小学生の頃に作った秘密基地,NGワードゲーム,お母さんと喧嘩して帰りたくない西片,英作文課題,卒業式の第二ボタンの話などなど。おまけにゆかりちゃん達の秘密基地の話。
読了日:07月27日 著者:山本崇一朗
からかい上手の高木さん(18) (ゲッサン少年サンデーコミックス)からかい上手の高木さん(18) (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
 高木さんはかなり積極的なので西片がわかってないのが不自然に思えてくるのだが…この巻は「写生」「キレイなもの」と,だんだん西片も変わってきているのだろうかと思わされた。
読了日:07月28日 著者:山本崇一朗

読書メーター

雨の赤レンガ

 新橋からお茶の水にかけて続く明治時代の高架橋。
 秋葉原の万世橋からこの赤レンガアーチが続く風景を初めて見た時には,東京の風景とはこれほど趣あるものなのかと感動したものだ。

 脈々と続く赤レンガアーチはその場その場で風情ある風景を作っている。
 坂道と共に眺めるお茶の水,下町のような風情が漂う神田駅周辺。
 ここ日比谷駅近くでは,若者たちが闊歩し都会的な雰囲気が漂う。

有楽町(2022-07-16)
有楽町(2022-07-16)
有楽町(2022-07-16)
有楽町(2022-07-16)

 しとしと雨が降り続いていたこの日は,赤レンガも濡れて落ち着いた色合いだ。
 煉瓦の隙間から逞しく顔を出す植物たちが,雨に濡れてしっとりと美しかった。