江戸東京たてもの園 たべもの処「蔵」

 小金井市の「江戸東京たてもの園」へ行ってきた。
 10年も前から行こう行こうと思っていたのに,ようやく。きっかけは国立科学博物館で日本家屋の造りの展示を見たことだった。
 日本の匠の技術に感心したところで,建物を見に行ってみようと。

 お昼前に到着したので,まず食堂へ向かった。
 園内の西の端にあり,食べた後に端から順に見学できて丁度良い。しかも小金井市に相応しく「武蔵野うどん」が食べられる!

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 食堂は店蔵型休憩棟の2階にあり,建物は「下町中通り」の街並みに合わせて展示の建物と雰囲気が一体化している。店の前に看板が出ているので食堂だとわかる。
 店の隣は「武居三省堂」で,その隣は「花市生花店」。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 1階は無料休憩所になっており,2階が食堂だ。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 食券を買って席に座る。
 窓からの風景もタイムスリップしたみたいだ。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 10月初旬でまだまだ暑かったので,冷たい山菜うどんを頼んだ。
 こしがあってつるっとした武蔵野うどんは冷やして食べても美味しい。満足だ。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 テーブルにひとつポツンと置かれた七味入れが可愛かった。
 この素朴で飾らない雰囲気が素敵だ。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 厨房は如何にも昭和の食堂といった感じ。
 赤い冷蔵庫がレトロで良い味を出している。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 食べ終わった頃,丁度時計が鳴って正午を告げた。
 こんな柱時計も昭和の時代にはよく見かけたものだ。懐かしい。文字盤の数字のフォントが読みやすくて美しいと思う。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 店を出て看板と隣の三省堂を眺める風景。
 東京都の銀杏マークってレトロに似合うなぁと思った。

たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)
たべもの処「蔵」(2025-10-04)

 この日は丹念に見学していたら展示の半分くらいしか見られなかった。
 また行って,今度は温かい武蔵野うどんを食べようと思う。

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金色のシンシン

 不忍通り沿いの千駄木二丁目。
 千駄木漢方堂さんは,シンシンがいるから歩けば必ず目に留まる。

 しかし,あれ?
 この日はシンシンが服を着ていた。前から着ていた??

千駄木漢方堂のシンシン(2025-05-20)
千駄木漢方堂のシンシン(2025-05-20)

 よく見ると,「全国でココだけ!!」と書いてある。
 レアな服らしい。

 看板には,
 「1着だけしか生産されず幻となった金の服です。」
 と書かれている。

 SNSなどにアップすると体質別食養生の冊子をプレゼントしてくれるらしいが,
 丁度この時間帯,お店は休憩時間だった。
 残念!! 仕方が無いので後日ブログにアップしている。

千駄木漢方堂のシンシン(2025-05-20)
千駄木漢方堂のシンシン(2025-05-20)

 帰宅後確認してみると,
 昨年の8月には金の服を着ていなかった。

千駄木漢方堂のシンシン(2024-08-19)
千駄木漢方堂のシンシン(2024-08-19)

 「ニーハオシンシン(星星)」は,「イスクラ板藍のど飴」に大きく描かれているので,イスクラのキャラクターかと勘違いしていたが,日本中医薬研究会のキャラクターらしい。

 誕生日は1973年8月10日で,もう50歳を超えている。
 デザインは虫プロで,シンシンのマークがついた漢方薬や健康食品は,内容成分を明確にして日本人にあった用法・用量で臨床実験され,効果や安全性を厳しく確認して厚生労働省に申請し輸入販売しており安心なのだそうだ。

 シンシンは,ただ可愛くて目立つから描かれているわけではなかったのだ。
 私はせっかくシンシンが描かれていても,単に「パンダマークね」って思うだけだったし申し訳ないことをしていた。
 でもネット検索で簡単にこういうことが分かってありがたい。

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