春を告げる2月の太陽

 毎年2月上旬と11月上旬,私は東京スカイツリーという良き目印を得て,太陽が日に日に高くなっていく様子,あるいは日に日に低くなっていく様子を観察し季節の移ろいを感じている。あと何回これを見られるか分からないし,もしかしたらこの春が最後になるかもしれない。
 この2月上旬は2月5日朝を除いて毎日晴れて撮影できたので,記念に並べて載せておく。

(2025-02-04 06:45)
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(2025-02-06 06:48)
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(2025-02-07 06:50)
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(2025-02-08 06:51)
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(2025-02-09 06:53)
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(2025-02-10 06:55)
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(2025-02-11 06:57)
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(2025-02-12 06:59)
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(2025-02-13 07:00)
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(2025-02-14 07:01)
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(2025-02-15 07:03)
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 冬が長いロシアでは,少しずつ日が長く空が明るくなっていく2月を「光の春」と呼ぶ。この言葉は2月の空の印象をとても的確に表現していると思う。
 日の出の位置がどんどん北へ移動し,太陽が日に日に高くなり,陽射しが強くなっていく。2月の空は,まさしく満ちていく光で春を告げている。


 このあと2日続けてこの時刻に太陽が隠れている日が続いた。
 そして18日の朝には,太陽は画角から飛び出し,更に高い位置を通っていったのだった。

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北里駅跡公園

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 熊本県北部,阿蘇郡小国町北里,国道387号線沿い。
 北里柴三郎記念館のすぐ近くに広い駐車スペースがあった。

 ちょっと休憩に寄ってみると,そこは駅跡の公園だった。
 何か…エモい!(とバカっぽく思った。)

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 Googleマップには何の表示もない。
 検索してみると,1984年に廃線となった国鉄宮原線の駅跡だった。

 Wikipediaによると,宮原線は,大分県玖珠郡九重町の恵良駅(えらえき)から熊本県阿蘇郡小国町の肥後小国駅までの26.6kmを結んでいた線路ということだ。
 隣が肥後小国駅なので,この駅は終点の隣の駅だったということになる。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 思えばこの階段を降りてみるべきだったが,この時は写真を撮っただけで満足してしまった。おそらく崖の下の集落へ抜ける地下道なのだろう。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 如何にもこの石塀の横を線路が通っていた雰囲気だ。
 崖の下には北里川が流れている。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 旧駅舎ばかり熱心に見ていて気がつかなかったが,奥のトラックが駐車しているあたりに「北里森のキオスク」という売店があって,飲料の自動販売機も並んでいるらしい。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 3ヶ月後には北里柴三郎博士の新千円札が出ることもあってか,観光案内の看板が新しい。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 駅舎のすぐ前に祠があった。
 なにゆえに鮭?を咥えた熊なのかわからなかったし,何が祀られているのかもわからなかったが,古く由緒がありそうだった。

北里駅跡(2024年5月)
北里駅跡(2024年5月)

 この日は寄る時間もなく通り過ぎたが,近くには北里柴三郎博士の生家と北里柴三郎記念館がある。山奥でなかなか行けない場所だが,通りかかったら一休みするのに良い場所だ。

北里柴三郎の生家(2002年8月)
北里柴三郎の生家(2002年8月)
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