働く鷹さん

 ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに宿泊した時のこと。
 朝食前に中庭を散歩していると,向こうから腕に鷹を乗せた男性が歩いてくる。何しろ鳥好きなのでこれは見逃せない。思わず話しかけ,写真を撮らせていただいた。

 やはりホテルの鷹さんで,藍くんという名前とのことだ。

鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くん(2025-01-29)

 何と賢そうな目をしているのだろう。
 藍くんは大人しく撮らせてくれた。

 画像検索してみた結果,モモアカノスリ(ハリスホーク)だと思う。

鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くん(2025-01-29)

 ホテルで鷹を飼っているのを不思議に思って尋ねてみると,藍くんは従業員として働いているのだという。
 暖かい季節になるとホテルでは野外イベントが開かれるようになり,そういう場でカラスを追い払うお仕事をしてもらっているのだそうだ。

 確かにカラス,特にハシブトガラスがたくさんいる。
 我が物顔でプールで水浴びしたり水を飲んだりしている姿を何度も見かけた。プールで泳ぐ人もいない1月ならよいかもしれないが,もう少し暖かくなったら問題になってもおかしくない。

 野外イベントでカラスたちがお客様の食事の邪魔をしたりフンを降らせたりされないよう,藍くんが目を光らせていてくれるのだろう。

鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くん(2025-01-29)

 別れ際に藍くんのステッカーを下さった。
 興味を示すお客様に配れるよう常に持ち歩いておられるのだろうか。このステッカーはかなり嬉しいお土産になった。

鷹の藍くん(2025-01-29)
鷹の藍くんステッカー(2025-01-29)
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春を告げる2月の太陽

 毎年2月上旬と11月上旬,私は東京スカイツリーという良き目印を得て,太陽が日に日に高くなっていく様子,あるいは日に日に低くなっていく様子を観察し季節の移ろいを感じている。あと何回これを見られるか分からないし,もしかしたらこの春が最後になるかもしれない。
 この2月上旬は2月5日朝を除いて毎日晴れて撮影できたので,記念に並べて載せておく。

(2025-02-04 06:45)
(2025-02-04 06:45)
(2025-02-06 06:48)
(2025-02-06 06:48)
(2025-02-07 06:50)
(2025-02-07 06:50)
(2025-02-08 06:51)
(2025-02-08 06:51)
(2025-02-09 06:53)
(2025-02-09 06:53)
(2025-02-10 06:55)
(2025-02-10 06:55)
(2025-02-11 06:57)
(2025-02-11 06:57)
(2025-02-12 06:59)
(2025-02-12 06:59)
(2025-02-13 07:00)
(2025-02-13 07:00)
(2025-02-14 07:01)
(2025-02-14 07:01)
(2025-02-15 07:03)
(2025-02-15 07:03)

 冬が長いロシアでは,少しずつ日が長く空が明るくなっていく2月を「光の春」と呼ぶ。この言葉は2月の空の印象をとても的確に表現していると思う。
 日の出の位置がどんどん北へ移動し,太陽が日に日に高くなり,陽射しが強くなっていく。2月の空は,まさしく満ちていく光で春を告げている。


 このあと2日続けてこの時刻に太陽が隠れている日が続いた。
 そして18日の朝には,太陽は画角から飛び出し,更に高い位置を通っていったのだった。

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