永遠の談笑

 ブランドショップが軒を連ねるロンドンの中心街。
 ニュー・ボンド・ストリートの途中の少し道幅が広くなった場所に置かれたベンチで,チャーチルとルーズベルトが仲良く談笑している。

 日本人にとっては少々素直になれない感情が疼く二人だが,もちろん戦勝国側では戦争を終わらせた英雄,讃えられるべき絆だろう。
 そんな彼らも歴史になって,今や敵国だった国民の私などが気軽に写真を撮っている。

 澱むことなく去って行く時の流れを感じ,しばし佇んで彼らを眺めた。

Churchill and Roosevelt Allies Sculpture(2011-12-04)
Churchill and Roosevelt Allies Sculpture at New Bond Street (2011-12-04)

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 過去の旅行を写真で旅する いつかの遠い街 シリーズ。
 気合い入れて撮った写真。
歩きながら適当にシャッターを切った写真。
何だか忘れてしまった写真。
色々ある中からたまたま目に留まった1枚をピックアップ!
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夜明けのガンジス川で

 よくわかっていなかった。
 ガンジス川のことも,日の出前に船に乗って出かける意味も。

 夜明け前に集合と言われたから起き出して,用意された船に乗った。
 まだ暗く,蝋燭を灯して船に乗った。

 世界に光が満ち始め,やがて向こう岸から太陽が昇ってきた。

 聖なるガンジス川の水は意外と濁っているのだな,と思った。
 しかし,それはどうでもよいことのようだった。
 川岸では敬虔なヒンズー教徒たちが朝日の中で沐浴をしていた。

 まだ「ベナレス」と呼ばれていた時代のヴァーラーナシーの朝。

ガンジス川の日の出(1995-10)
ガンジス川の日の出(1995-10)
ガンジス川の沐浴風景(1995-10)
ガンジス川の沐浴風景(1995-10)

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 過去の旅行を写真で旅する いつかの遠い街 シリーズ。
 気合い入れて撮った写真。
歩きながら適当にシャッターを切った写真。
何だか忘れてしまった写真。
色々ある中からたまたま目に留まった1枚をピックアップ!
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