甘味を食べる習慣がないので自分で買うことはないが,こういった華やかな季節のお菓子を頂くと,確かに華やいだ嬉しい気持ちになる。お菓子の贈り物とは良いものだ。
桃の節句に因んでピンク色なのも,春らしいほんわかした気持ちにさせるのだと思う。
随分昔に撮った写真だが,テンション高めに沢山撮ってしまったものだった。
初節句の時に祖父母から贈られたお雛様は実家で眠っていて,たまに帰省した時に季節とは関係なく箱から出して飾ってあげることにしている。
手元にあるのは,これもかなり昔に母からもらった貝雛。
平安時代の貝合わせに由来を持つ貝雛は夫婦和合や貞操の御守りでもあるそうだ。
特に雛祭りだといって何かをすることもないが,この雅な節句の習慣が今の日本に残っていることにただ感謝しておこう。