『恋するふくらはぎ』 ― 今月の新刊から

秋も深まり冬の足音が聞こえていますね。
忙しい年末が近づいて、読書の秋も終盤。

とはいえ、忙しい現代の日常生活の中で
読書の時間を作るのは意外と大変ですよね。
まとまった時間を捻出するのって一苦労です。

そんな人でもコミックなら
ちょっとした時間を使って読めるのではないでしょうか?



漫画は子供が読むものだった昔と違って、
今やコミックを楽しむのは全ての世代。
そしてネットで気軽に楽しめる時代。

本日ご紹介する『恋するふくらはぎ』は、
会社勤めをする20代男女のラブコメで、
秋田書店の毎日更新4コマ漫画サイト『日刊月チャン』で連載中。

11月にコミックス第1巻が発売されました。

極端に正反対な人生を送ってきた二人。
合理主義者で恋愛など無駄と思っていた27歳童貞=見栄晴彦と、
色々な男性とさんざん遊んできたビッチだったが、
そろそろセフレを脱出して
まじめに結婚&若ママを目指したい25歳女性=表うらら。

こんな、とてもうまくいくとは思えない二人ですが、
お互いを恋する気持ちは意外と?真剣。

けれど、うららの豊富な男性経験は晴彦には通用しないし、
晴彦の完璧な合理的計算もうららの心の的は外してしまう。
この二人、結婚して恋心が醒めたりしたら大変なのでは…
などと心配しつつ、気楽に楽しめます。

好きな人に愛されるために、
人は例えふくらはぎが痛くなっても背伸びをしてしまう…
というのが『恋するふくらはぎ』の由来。
とことんふくらはぎを痛める二人、頑張って!!

著者さんは、表題作ほか
twitterで連載中の『今どきの若いモンは』も有名です。

秋の夜長、好きな飲み物など準備して、
まったりとコミックで時間を忘れてみませんか?

関連リンク
恋するふくらはぎ | 日刊月チャン
日刊月チャン | 秋田書店
#今どきの若いモンは


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あなたの街の納豆は?

「所変われば品変わる」と言いますね。
生鮮食料品はまさにそう。

異なる地域のスーパーを覗くと、
置いてある牛乳パックの種類が違いますよね。
牛乳パックは存在感があるので、
それだけで違う土地へ来た気分が味わえます。

他には、そう、ヨーグルトや豆腐も異なります。
気をつけてみると、野菜の産地や銘柄なんかも違います。
たとえば苺、関東ならとちおとめをよく見かけます。
けれど九州では圧倒的にあまおう。
スーパーの食品棚は土地感に溢れています。



そんな中でも意外と地域性が豊かで楽しいのが納豆のパック。

納豆は東日本でよく食され、関西ではあまり好まれません。
また甘い味の醤油を好む九州ではタレの種類が異なります。
地域によって納豆に使われる大豆の品種も異なります。

下は、熊本県のお城納豆(株式会社丸美屋)。
地元のトレードマーク熊本城が、名前にもラベルにも使われて、
地元に根付いた納豆らしさを醸し出しています。

お城納豆(熊本県)
お城納豆(熊本県)

熊本県のつゆだく納豆(マルキン食品株式会社)。

つゆだく納豆(熊本県)
つゆだく納豆(熊本県)

こちらは大分県の国産納豆九州(原田製油有限会社/二豊フーズ株式会社)。
九州産大豆を用い,かつお風味の出汁がついています。
九州の納豆には珍しく,からしもついています。

国産納豆九州(大分県)
国産納豆九州(大分県)

同じく大分県くろめ納豆(原田製油有限会社/二豊フーズ株式会社)。
豊後水道産の海藻「くろめ」を使用した納豆です。
パッケージでは大分県の温泉マークをアピールしています。

くろめ納豆(大分県)
くろめ納豆(大分県)

次は宮崎県の納豆(竹之下フーズ)。
高千穂の山のマークが描かれています。

納豆(宮崎県)
納豆(宮崎県)

こちらは鹿児島県の手造り納豆福ユタカ(しか屋)。

手造り納豆福ユタカ(鹿児島県)
手造り納豆福ユタカ(鹿児島県)

福岡県の福岡自慢(株式会社芳野商店)。
福岡県産のフクユタカを用いた糸引きひかえめの納豆です。
身土不二とは「地域の風土と共に人間の存在はある」という意味で、
地域のものを食べるのが身体に良いとパッケージに記されています。

福岡自慢(福岡県)
福岡自慢(福岡県)

いきなり北へ飛びますが、山形県のうど川原酒田納豆。
酒田港と灯台と鳥海山、山形県をイメージした掛け紙が粋です。

うど川原酒田納豆(山形県)
うど川原酒田納豆(山形県)

東北地方、
特に山形県から宮城県にかけては地元の納豆が豊富と聞きます。
きっとたくさんの素敵なパッケージが見られることでしょう。
あなたの住む街の納豆はどんなパッケージでしょうか。


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