本の記録(2023-01)

 『銃・病原菌・鉄』の上巻をようやく読み終わった。下巻を読みながら,たまにコミック。『チ。』が完結したのでまとめて読み直し。
 放送大学の『日本文学における古代と近代』は何度読んでも素敵。島内裕子先生のファンになってしまった。


1月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:1209
ナイス数:34

銃・病原菌・鉄 上巻銃・病原菌・鉄 上巻感想
 ヨーロッパ人が世界の覇権を握るにいたったのは何故か。逆にアフリカやオーストラリア,ニューギニアやアメリカ大陸の人々がユーラシア大陸に攻めこんだり,土地独特の病原菌をユーラシア大陸に持ち込んだりすることがなかったのは何故か。大陸の構造や動植物の分布などから丁寧に考察する。
読了日:01月10日 著者:ジャレド ダイアモンド
チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)感想
 物語完結につき最初から読み直し。12歳で大学に合格した優秀なラファウ君の物語。
読了日:01月15日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(2) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(2) (ビッグコミックス)感想
 物語完結につき最初から読み直し。ラファウ君から10年後。民間警備組合のグラスとオクジーの二人組。グラスは火星の動きを熱心に記録している。オクジーは空を見るのが怖い。ある日仕事で護送した異端者と話をし,ラファウらの遺産を発掘。二人は思想上の禁忌で左遷された修道士バデーニを訪ねることに。
読了日:01月16日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(3) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(3) (ビッグコミックス)感想
 完結につき最初から読み直し。オクジーと修道士バデーニは天文学の課題を解いた少女ヨレンタの紹介で,天動説を証明するために集めた膨大な観測データを持つピャスト伯へ辿り着く。
読了日:01月17日 著者:魚豊
チ。 ―地球の運動について―【単話】(4) (ビッグコミックス)チ。 ―地球の運動について―【単話】(4) (ビッグコミックス)感想
 理論がほぼ完成し,祝杯をあげるオクジーとバデーニ,そしてヨレンタのもとに現れた,ヨレンタの父親ノヴァク。感動のために時間稼ぎに向かうオクジー。
読了日:01月17日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(6) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(6) (ビッグコミックス)感想
 オクジーとパデーニが死んで25年後。C教正統派の権威が緩んでいく時代。各地の審問所を襲撃し異端を解放する異端解放戦線,シュミット隊長。神など信じずお金を稼ぎたい少女ドゥラカ。地動説の本を介して出会った彼等の行く手にいたのは異端解放戦線の組織長。
読了日:01月17日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(5) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(5) (ビッグコミックス)感想
 オクジーとバデーニの最期。オクジーが心の底で憧れ求めたもの,自由。ノヴァクには理解できない。10年前の12歳の少年の話を聞いて納得するパデーニ。ヨレンタに迫る危機。ノヴァクの絶望。そしてパデーニの予防策の発動。
読了日:01月18日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(7) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(7) (ビッグコミックス)感想
 ラファウの時代から35年。オクジーとパデーニから25年。第2集の冒頭(9話)でオクジーが異端者を護送し地動説と関わることになった時,ノヴァクと共に同行していた異端審問官ダミアンは司教になっており,拷問と恐怖では世界が良くなるとは思えなくなっていた。酒場で酔い潰れていたノヴァク。ヨレンタと対峙するドゥラカ。文字の奇跡で古い友人との再会に感動するヨレンタ。だが,時間はなかった。
読了日:01月18日 著者:魚豊
チ。―地球の運動について―(8) (ビッグコミックス)チ。―地球の運動について―(8) (ビッグコミックス)感想
 ドゥラカはどうにか逃れたがノヴァクの執念は凄まじかった。ドゥラカが頼ったのは,叔父に売られそうになった時の金銭に価値を見出し未来を見極めることに興味を抱いた司教。司教はニュートラルな考え方ができる人だった。が,ノヴァクの執念が全てに勝った…。最後に物語は1648年のポーランド王国のアルベルト・ブルゼフスキの元へ移動する。彼は内容が失われた本のタイトルだけを耳にし,更にそれから23年後,彼が大学で書いた教科書の注釈書でコペルニクスが学んだ。で,アルベルトの先生は誰なの。そこだけ凄く疑問。
読了日:01月19日 著者:魚豊
しあわせ鳥見んぐ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)しあわせ鳥見んぐ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 女子大学生が主人公のバードウォッチングの物語。主人公のすずは芸術大学の2年生だが,自分の絵に悩んでいた。在るとき公園でバードウォッチングをしていた翼に出会い,バードウォッチングの世界へ足を踏み込む。作者は相当な野鳥好きと思われ,野鳥の見分け方やバードウォッチングの心得などが随所に紹介され,なかなか読み応えがある。鳥を見分けることに興味がなくても鳥が好きなら楽しく読めるのでは。
読了日:01月22日 著者:わらびもちきなこ
日本文学における古典と近代 (放送大学教材)日本文学における古典と近代 (放送大学教材)感想
 放送大学の教科書。日本文学をジャンル別に古い順に紹介し,特徴や着目点を解説する。ラジオの講義と合わせて聞くとなお分かりやすい。高校の古典の授業では興味を持てなかった日本の古典の世界に興味が沸いたし,それらが現代の文学とどう繋がっているかもわかり,大変刺激になる本だった。
読了日:01月22日 著者:島内 裕子

読書メーター

本の記録(2022-12)

 まるでコミックばかり読んでいるようだが,裏でずっと『銃・病原菌・鉄』を読んでいる。その合間にコミックで気分転換をしていた。

12月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:3047
ナイス数:45

月の子 MOON CHILD 1 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 1 (白泉社文庫)感想
 大昔に持っていたコミックだが引越の時にやむにやまれず廃棄してしまい,kindle で見つけたので。人魚姫の物語。昭和63年ララ10月〜12月号,平成1年ララ1〜4月号掲載分。月を見てベンジャミンは?
読了日:12月01日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 2 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 2 (白泉社文庫)感想
 ショナの肩越しに月を見たベンジャミン。にがよもぎの星が来年(1986年)の春に落ちる夢。セツ助けたさに自暴自棄になるティルト?  今となっては古風な絵柄になるが,とても美しい。所々に挟まれる塗り絵も楽しい。
読了日:12月02日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 3 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 3 (白泉社文庫)感想
 気持ちを自覚するショナ。ショナとセツの出会い。セツのために道を踏み外すティルト。人間の青年ギルの運命は? 「ぼくは女の子なんだって」とジミー。新たなキャラクターが出てきて不穏な展開になっていく巻。
読了日:12月03日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 4 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 4 (白泉社文庫)感想
 ベンジャミンとアート,セツとショナ,ベンジャミンとショナ。関係が少しずつ変わっていく。ティルトは計画を進めていく。ホリーの弟とギル。1985年11月13日 コロンビアのネバドデルルイス火山泥流災害。女の人の時間が増えるジミー。
読了日:12月04日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 5 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 5 (白泉社文庫)感想
 ティルトはどうしてベンジャミンを嫌いになったのか。どうしてセツを嫌いにならなかったのか。思い出すベンジャミン。アートのオレンジを潰したマスコミの人たちとベンジャミン。ベンジャミンが意識的に物をこわした最初の瞬間…。
読了日:12月05日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 6 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 6 (白泉社文庫)感想
 ジミーは綺麗な女の人のベンジャミンが自分であることをアートに伝え,女の人の姿でアートと一緒にソビエトへ渡る。セツも追いかける。1986年1月28日チャレンジャー号の爆発事故。ギル(ティルト)にとってのリタの価値。
読了日:12月06日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 7 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 7 (白泉社文庫)感想
 ティルトの計画に気がついたベンジャミン。セツをニューヨークに帰そうとするティルト,ベンジャミンをニューヨークに帰そうとするアート。キエフに向かうショナ。ギルに注釈するリタ。  恋愛ってこの世で最悪な感情では?と思わされる巻。
読了日:12月06日 著者:清水玲子
月の子 MOON CHILD 8 (白泉社文庫)月の子 MOON CHILD 8 (白泉社文庫)感想
 1986年4月2日から。チェルノブイリの事故は1986年4月26日午前1時23分。その時刻に向かってベンジャミンもギルもアートもセツも動く。  そして,何百年も昔にかなえられる筈だった人魚の夢は。
読了日:12月06日 著者:清水玲子
伊勢物語など伊勢物語など感想
 短い手紙のような(というか手紙そのもの?)随筆。  伊勢物語の一部分を引用し,そこから広がった思考を書き留めている。「僕は、さういふ古代の素朴な文學を發生せしめ、しかも同時に近代の最も嚴肅な文學作品の底にも一條の地下水となつて流れてゐるところの、人々に魂の靜安をもたらす、何かレクヰエム的な、心にしみ入るやうなものが、一切のよき文學の底には嚴としてあるべきだと信じて居り」など,旧仮名遣いの文語調で読みにくいが哲学的視野が広がる。
読了日:12月08日 著者:堀 辰雄
模型の町 (楽園コミックス)模型の町 (楽園コミックス)感想
 「ここはどこでしょうの旅」シリーズに「模型の町」シリーズほか。主人公とレオナルド,そして「ローポポー」ないつも通りのいつも通りではない世界。
読了日:12月12日 著者:panpanya
軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)軍師 黒田官兵衛伝 1 (ジェッツコミックス)感想
 『信長の忍び』にも出てくる軍師と名高い黒田官兵衛の焦点を当てた4コマ。相変わらず表題のつけかたが秀逸。播磨国で小寺家に仕える黒田官兵衛。播磨は織田と毛利に挟まれ苦しい立場だったが,官兵衛は織田につくよう小寺家を説得。岐阜へ赴き秀吉と懇意になる。が,愛息子の松寿丸を織田の人質に取られ,摂津国の荒木村重と小寺の裏切りに遭いピンチに…。
読了日:12月14日 著者:重野なおき
軍師 黒田官兵衛伝 2 (ジェッツコミックス)軍師 黒田官兵衛伝 2 (ジェッツコミックス)感想
 荒木村重の牢獄からの救出劇と再会。竹中半兵衛と黒田官兵衛の繋がり。牢獄経験で軍師として一回り成長した官兵衛の初仕事。新潟城兵糧攻め。そして物語は運命の年,天正10年(1582)を迎える。
読了日:12月15日 著者:重野なおき
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 27 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 27 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
 色々あったが白銀はカリフォルニアへ出発。夏休みに入り,かぐやの父親,四宮雁庵が亡くなる。石神君とかぐや様の関係が素敵。お父様の写真撮れなくて残念だったね…。  千花ちゃんを見てつけ麺を食べたくなるラスト。
読了日:12月22日 著者:赤坂アカ
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 28 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 28 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
 登場人物達それぞれの最終回。みんなの現在と未来が何となく少し見えたような見えないような,でもみんなのことを思い出しつつ卒業式を迎える。美しい終わり方だった。
読了日:12月22日 著者:赤坂アカ
果ての星通信1 (PASH! コミックス)果ての星通信1 (PASH! コミックス)感想
 久しぶりにマルコや局長に会いたくなった。
読了日:12月23日 著者:メノタ
果ての星通信【電子版特典付】2 (PASH! コミックス)果ての星通信【電子版特典付】2 (PASH! コミックス)感想
 ヨルワンガとマルコの心臓の物語が始まる。局長の変身とマルコの怖いもの。アルコールに弱い宇宙人たち(いやロシア人が強いんだろ?)。UMA(未確認生物)好きなマルコとモンゴリアンデスワーム。マルコの星作り。ドールハウスの星と寄生虫。キアラ星の少女と第8銀河図書館の入場券。市場の星(ルイナク)と銀河図書館。  2度目でも面白い。
読了日:12月25日 著者:メノタ
果ての星通信【電子版特典付】3 (PASH! コミックス)果ての星通信【電子版特典付】3 (PASH! コミックス)感想
 第6銀河出身のガカルとノッティカとの出会いと別れから,図書館で『宇宙探偵ゴーティオ』を調べ始めることに。第6銀河支局,惑星ルトイヤの局員の話。そしてマウーの幼稚園計画に星間旅行をする199年セミ。局長の休日とヨルワンガを釣るカノーウィ博士との出会い。だんだん局員らしくなったマルコ。
読了日:12月27日 著者:メノタ
果ての星通信【電子版特典付】4 (PASH! コミックス)果ての星通信【電子版特典付】4 (PASH! コミックス)感想
 マルコが局員になって2年が過ぎた。ナナギさんの局員生活は終盤。ヨルワンガ釣りの作戦は励行中。マルコは強い糸を求めて小さなコロイヤ星人たちを訪ねる。ボロボロのヨルワンガが何だか不憫に思えた2回目だ。ついに「上の人」が現れて…。  マウーは少し成長して初等教育校へ。第11銀河の惑星テキューやドールハウスの星ケデルで会ったあの人のその後,マルコが作った歌う幼星など。
読了日:12月29日 著者:メノタ
果ての星通信【電子版特典付】5 (PASH! コミックス)果ての星通信【電子版特典付】5 (PASH! コミックス)感想
色々エピローグの巻。気持ちよく2022年の読書仕舞いになった。
読了日:12月31日 著者:メノタ

読書メーター